OMソーラーの仲間であり、よりよい環境を実現するために工務店を引っ張って頂いている、エコワークスの小山社長が素晴らしい本を出版されました。
九州の工務店の枠を超えて、よりよい未来を子どもたちの世代に残すために、環境事業をライフワークとして取り組まれています。
昨年はCOP21のパリ会議にも参加されるなど、物凄い情熱を持たれて活動されています。
この本は今の温暖化の現状、目指すべき方向、それと住宅のつながりが豊富で具体的な事例と情報を元に分かりやすくまとめられています。
とても内容が深いだけでなく、共感できるのは、厳しい現状を認めた上で、それを解決していこうという意志と実践方法が見えてくることです。
COP21で、国連の事務総長が言った言葉が紹介されていました。
「我々は気候変動のリスクを感じ取った最初の世代であり、さらなる悪化を阻止するために手を打つことができる最後の世代である」
非常に厳しい状況であるけれども、まだ我々が踏ん張れば何とかなる可能性が残っていると。
厳しい状況の中で、住宅を良くしていくことで未来への希望が残せる道筋が見えて来ました。
あらためて、これからの家は、CO2排出量を削減しゼロにしていける、ZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)を
増やしていくことが大事だと痛感しまました。