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高知県の小さな山村、梼原町の先進的な取り組み

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昨日は早朝に松山を出発して、高知県の檮原町の先進的な取り組みを見学に行って来ました。
檮原町人口はわずかに4千人。高知県と愛媛県の県境に位置して四方を山に囲まれた小さな町です。
でも、町内に2基の風力発電を持ち、太陽光発電の世帯普及率が日本一ということからも、
ただの町ではないぞという感じです。
元々林業が主の町ですが、その地場産材の活用の仕方、訴求の仕方がとても上手い。
市長を中心として、まさに町を挙げて取り組んでいる、元気のいい町です。
町のあちこちに地場産材を使った建築が目に付きました。

町に入って最初に、なんだこれはとびっくりさせられたのがこの建物。
町の総合庁舎です。
建築家の隈研吾さん設計。慶応大学の協力を得て町づくりを進めている一環でこの建物が
出来上がったそうです。
斬新な木の使い方が圧巻でした。

そして、次に見学したのが日本で第1棟目のLCCM住宅。
LCCMは、ライフサイクル、カーボン、マイナスの略だそうです。
つまり、住宅が森から伐採されて家となり、生活をしていって解体されるまでのトータルでの二酸化炭素の排出量を算出して、建物の評価をしていこうという取り組みです。
こうやって環境への負荷を知っていこうとすることも、大事なことだと思いました。

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