やはり梅雨には紫陽花が似合います。

2009年6月16日

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寺崎幸治

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寺崎幸治

一雨ごとに、もくもくと紫陽花の小山が出来上がっています。
標高700メートルの朝霧高原での成長なので時間差があり、植物の生育もどこかゆっくりめの気がします。
それでも5月頃から新緑の息吹が背の高いナラの木から広がり。
続いて足元の下草へと。
多種多様な草花が、こぞって地面を埋め尽くし行きます。
中でも梅雨の今頃はやはり紫陽花がよく似合います。
冬場は枯れ枝のように、大丈夫かなというくらい生気が無い状態。
それが、5月頃から勢いを感じるくらい、気がつくと大きな緑の葉が広がっていました。
紫陽花の大きな葉の上に梅雨の雨のしずくが流れる様子がとても、この時期らしい風景だと思います。
既に、花の開花に向けて準備万端というところ。
植物は着々と、淡々と、営みを続けているわけです。
それに、いつ、どんなタイミングと気持ちで出くわすかによって、同じ物でも違って見えてくるのだと思います。
梅雨のじめじめではなく、万物を潤す恵みの雨として、感謝できるくらいの新鮮な気持ちで過ごしたい物です。
それにしても、今日の夕方の土砂降りは凄かったですね。
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