福島の印象的な建築

2015年11月30日

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寺崎幸治

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早いもので今日で11月も終わりですね。
月をまたぐ前に11月に訪れた福島の印象的な建築達の残りをご紹介させて下さい。
・木造でこんな構造ができるんだと、以前から行きたかった、
さざえ堂。

さざえ貝のように中の通路が螺旋状になっています。
登りと下りがぶつからない二重螺旋構造だそうです。

設計者がいたわけでもないのに、よくここまでの物を作れるものです。
大工さんは凄い。
・1000年以上の年月を経た圧倒的な存在感。
新宮熊野神社長床と大銀杏。

大銀杏、長床共に骨太で凄い存在感です。

長床の太い柱と茅葺きの屋根。
銀杏の葉の黄色い絨毯がとても綺麗でした。

とにかく、大きいです。

・蔵の1階に開放的な造りの座敷と見事な庭。
甲斐本家の蔵座敷。

蔵なのに庭におもいっきり開いた造り。

座敷は贅を尽くした作りでした。

周囲からは高い塀で囲まれた、中庭。
塀が背景になって、庭が綺麗に見えます。
街中に建っているとは思えません。
会津の人達の実直な気風を感じさせてくれる建築達だと思いました。
そして、素晴らしい文化遺産を後に伝承していこうという姿勢がとても良かったです。
名君保科正之公教えが、今も会津の人達の中に受け継がれているんでしょうね。
冬場の暮しを楽しむ1つに薪ストーブがあります。
12月5日にLOHAS　STYLEを体感できるショールーム、mokurie(もくりえ）で、
薪ストーブを使っての料理の体験イベントをやります。

詳しくは、空間工房LOHASのHPを御覧ください。