「今人気が高まっている平屋に、自分も住んでみたい!でも、土地が狭いから平屋は現実的に難しい?」そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。
「終の棲家」としてシニア世代を中心に小さな平屋を建てられる方は増えています。
小さな家には小さな家だからこそのメリットや魅力があります。
そこで今回は、シニア層に人気の小さな平屋について紹介していきます。
Contents
16坪の平屋は建てられる?
16坪の延床面積の平屋は現実的に可能です。
土地が狭いからという理由だけで平屋を諦めてしまうのはもったいないです。
この記事の最後にも紹介しますが、実際に空間工房LOHASでは、15,75坪の小さな平屋を建てた実例もあります。
お子さんがたくさんいる子育て世帯では現実的に部屋数が足りないなどの問題があるので難しいケースも多いでしょう。
ですが、ご夫婦お二人の世帯やお子さんが巣立ったあとに趣味を楽しみながらのんびりと暮らすのにはじゅうぶんなスペースが確保できます。
そんな小さな家の魅力を見ていきましょう。
小さな家のメリット
16坪の平屋のような小さな家には、どのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。
主なメリットは以下の3点です。
- 低コスト
- 都市部に家を建てることができる
- 狭くて便利
ひとつずつ詳しく見ていきます。
低コスト
小さな家はそのぶん土地も小さくて済むので、土地代を抑えることができます。
さらに、延床面積が小さく固定資産税などの税金も比較的安くなります。
家自体も小さいので、建築費用や材料費などが通常の住宅に比べて安く抑えられます。
さらに、実際に住み始めてからもコスト面で小さい家だからこそのメリットを実感できます。
家の中の空間が小さいので、冷暖房費用が安く抑えられることです。これも嬉しいポイントですよね。
都市部に家を建てることができる
電車やバスなどのアクセスがよく、通勤通学に便利な都市部に家を建てることができるのも、小さな家のメリットです。
都市部に広い土地を買うのには、相当な費用がかかりますし、そもそも都市部には、広い土地が無いという場合もあります。
そんな場合でも、小さい土地で良いのであれば、予算内で住みたい街や憧れの街でマイホームを手に入れることができるかもしれません。
さらに都市部なら、公共交通機関が充実しているので、通勤や通学に困ることがなくマイカーを持つ必要がないケースも多いです。
ガレージなどの建築費用やガレージ分の土地代、さらには自動車自体の維持費がかからないので、それらの費用を節約することにもつながります。
狭くて便利
小さな家には、大きな家では実現できない、狭いからこその便利さというものがあります。
小さな家は、家の中での移動距離が必然的に短くなるので、家事の効率が上がります。朝の支度もスムーズに行えるでしょう。
上下の移動の必要がない平屋なら、その良さをさらに実感することができます。
洗濯物を2階に干しに行ったり、取り込んだ洗濯物を1階に持って降りたりという作業が一切必要ありません。
もともと狭い家なら、洗濯機から干す場所への移動距離も短く済むので、作業効率がとても良いです。
キッチンとその他の部屋の距離が近いので、料理をしながら洗濯機を回したり、軽い掃除をしたりといった、同時進行での家事も効率よく行えます。
家自体が小さいことで、掃除の手間も少なくてすみます。
このように、狭いからこそ便利な家になるという考え方もできますね。
小さな平屋でできる工夫
小さな家のメリットを紹介しました。
次に、小さな平屋を建てるときに取り入れてほしい工夫を紹介します。
空間を仕切らない
狭い空間をさらに仕切ってしまうと、人は窮屈に感じてしまいます。
壁が一枚あるかないかで、空間全体の開放感は大きく変わってきます。
寝室やバスルーム、トイレなどのプライバシーを確保しなければならない部屋を除いて、できるだけ空間を仕切らずひとつにしましょう。
そうすることで最大限に広さを感じられる部屋にすることができます。
ロフトやスキップフロアを設置する
狭い土地に平屋を建てるときに検討してほしいのが、ロフトやスキップフロアです。
はしごや階段などを設置して、屋根裏にスペースを確保できます。
ロフトやスキップフロアは収納スペースや書斎などとして活用するケースが多く、スペースの有効活用ができます。
ロフトやスキップフロアは、屋根裏のデッドスペースを活用できるので、狭い土地の平屋にぴったりです。
ただ、階段やはしごを使用するので、高齢者や小さなお子さまの場合は、昇り降りが負担になってしまう可能性があります。
せっかく作ったロフトが、使われないまま放置されてしまうなんてことも考えられます。
将来のことも見据えて導入を検討しましょう。
平屋のメリット
次に、平屋のメリットを紹介します。
平屋のメリットを把握することで、なぜ今平屋が人気なのかを知ることができます。
平屋には主に以下の3つのメリットがあります。
- 生活動線がシンプル
- 家族のコミュニケーションが取りやすい
- 地震に強い
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
生活動線がシンプル
平屋は、ワンフロアで全ての家事が完結します。
上下の行き来の必要がないので、生活動線がとてもシンプルです。
部屋と部屋の距離も近く、生活動線がコンパクトになるので、とても暮らしやすい家になります。
家族のコミュニケーションが取りやすい
ワンフロアのみの平屋は、家族が家のなかのどこに居るのかを把握しやすいです。
さらに、家族が顔を合わせる機会が自然と増えるので、コミュニケーションが取りやすくなります。
それぞれが違うことをしていても、なんとなくお互いの存在を感じることができるのも平屋の良さといえます。
地震に強い
通常、建物は高ければ高いほど地震の揺れの影響を受けやすくなります。
平屋は2階建て以上の住宅と比べて建物自体も低いので、揺れを感じにくく、地震に強いです。
平屋は建物の上からの重さがないので、構造上安定しやすく耐震性が上がります。
実例紹介!「終の棲家」16坪の平屋のおうち
ここからは、実際に空間工房LOHASで建てられた、16坪の平屋の実例を紹介します。
コンパクトな平屋の素敵な実例をぜひ参考にしてみてください。
こじんまりとした可愛らしい平屋です。
老後のことを考え、玄関前の階段には手すりを設置しました。
リビングに設置した窓からは、太陽の光がたっぷりと室内に入ってきます。
大開口の窓のおかげで、16坪でも狭さをあまり感じさせません。
ダイニングの横には畳を敷いたリビングスペース。
ナチュラルな木材で暖かみを感じられる素敵なリビングです。
キッチンは壁付けでスペースを有効活用しました。
狭い土地を有効活用したこちらの実例。
詳しくご覧になりたい方はこちらから→16坪の平屋 in 富士市
まとめ
狭い土地を有効に活用し、おしゃれで便利な平屋を建てたいと考えている方も多いと思います。
「終の棲家」として上下の移動がない平屋を検討されるシニア層の方も増えています。
小さな家には小さな家だからこそのメリットがあります。
土地が狭いからと諦めてしまう前に、狭いからこその利点を活かした家づくりをしてみてください。
「どのくらいの広さがあれば、平屋が建てられるんだろう?」
そんな疑問をお持ちなら、是非一度空間工房LOHASにお気軽にご相談ください。
土地の広さや家族構成、将来の計画などを踏まえたうえで、最適なご提案をさせていただきます。
空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。
また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。
施工事例はこちら→パッシブハウスin静岡,富士宮市
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