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冬の結露を防ぐ8つの方法|原因や結露しにくい新築を建てるポイントを解説

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寒い日の朝にカーテンを開けると、窓にびっしり結露ができていた経験のある人は多いのではないでしょうか。

冬は室内外の温度差により、結露が発生しやすくなりカビやダニの原因になります。

結露は原因を把握し、対策をすると防げます。

今回は冬の結露の原因や防ぐ方法、結露しにくい新築を建てるポイントをご紹介。

この記事を全部読むと、適切な結露の対策ができ冬でも快適に過ごせるでしょう。

結露しにくい住宅環境を整えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 結露が発生する原因とは
  • 冬の結露を防ぐ8つの方法
  • 新築住宅を建てる際にできる3つの結露対策

結露が発生する原因とは

結露が発生するのは、温度差が大きな原因となります。

部屋の空気中に含まれる水蒸気が、外気で冷やされた窓などに触れ、水滴に変わることで結露は発生します。

冬場に起こりやすい結露は「表面結露」と言われ、窓ガラスの表面に発生することが多い傾向です。

寒い時期は暖房で室温が高くなるため、冷たい窓ガラスに触れると空気中に含まれていた水蒸気が水滴に変わって表面結露になります。

また、部屋の湿度が高いことも結露が発生する大きな理由です。

水蒸気の状態で空気に含まれる最大の水分量を「飽和水蒸気量」と言い、温度が高いほど飽和水蒸気量は多くなります。

暖かい空気が窓などで冷やされると飽和水蒸気量が少なくなり、水滴として現れ、それが結露となります。

結露が発生する原因について、以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

結露が発生する原因と対策|結露による影響や対処法も解説

結露が発生しやすい場所

結露は、暖かい空気が冷たい空気に触れる場所で発生しやすくなります。

冬場に結露が発生しやすい場所は、冷たい外気の影響などを受けやすい窓です。

湿度が高く、通気性の悪い部屋でも結露は起こります。

浴室やキッチン、小屋裏、家具の裏やクローゼットは結露が発生しやすい環境です。

結露が発生しやすい場所は普段目につきにくい場所も多く、知らない間にカビが生えている可能性があります。

冬の結露を防ぐ8つの方法

冬に発生する結露の原因を把握すると、適切な予防ができます。

ここからは、冬の結露を防ぐ方法をご紹介します。

1.定期的に換気を行う

冬の結露を防ぐには、定期的に換気を行うことが重要です。

換気することで室内外の温度差を減らし、湿気を外に逃せます。

換気する際は2か所の窓を開けて、風の通り道を作ると良いでしょう。

1時間に5~10分ほどの換気をするのが、効果的です。

2.できるだけ部屋干しをしない

結露予防したい場合は、できるだけ部屋干しをしないようにしましょう。

洗濯物の部屋干しにより、室内の湿度が上がり結露しやすくなるからです。

どうしても洗濯物の部屋干しをしたい場合は、換気扇を回したり窓を開けたりして湿気を外に逃がす工夫をしましょう。

十分に換気を行うと、部屋干しの洗濯物の乾きが良くなります。

3.サーキュレーターで部屋の空気の流れを作る

サーキュレーターで部屋の空気の流れを作ると、結露を防げます。

サーキュレーターを窓周辺に設置すると、窓周りに停滞しがちな空気を循環できます。

空気の流れを作ることで天井にたまった暖かい空気が部屋全体に流れるため、暖房効率も上がるでしょう。

4.室温を高くし過ぎない

結露を防止するには、室温を高くし過ぎないことも重要です。

結露は、暖まった空気が冷えた窓ガラスに接触すると起こります。

エアコンで部屋を暖め過ぎると、結露が発生しやすい環境になります。

室内と外気との温度差を少なくするためには、エアコンの設定温度は20℃前後になるように調整しましょう。

5.水槽や観葉植物を置かない

結露を予防するには、観葉植物や水槽を置かないことも大切です。

観葉植物は大気中に水蒸気を放出するため、部屋の湿度が高くなります。

水が入った水槽も水蒸気が発生するため、加湿器のように湿気がこもりやすくなります。

観葉植物や水槽をどうしても置きたい場合は、空気の入れ替えがしやすい場所に設置しましょう。

6.窓ガラスを交換する

窓を高性能窓に交換すると、結露を予防できます。

窓の内側にもう一枚窓を作る「二重窓」は、窓の間に空気層ができるため冷えた窓と室内の空気が接触することがなく結露を防げます。

窓ガラスは「複層ガラス」にすると、断熱性が上がり効果的に結露予防ができるでしょう。

また、安価なアルミサッシを選ぶことが多いですが、熱伝導率が高いので結露の原因になる可能性があります。

サッシを樹脂製にすると、熱伝導率が小さくなり結露対策ができます。

7.結露防止シートを使う

窓に結露防止シートを貼ると、結露を予防できます。

結露防止シートは、発生した結露の水分を吸収し湿気がたまるのを防ぎます。

結露防止シートはホームセンターや100円均一で購入でき、プチプチなどの緩衝材を窓に貼ることでも代用可能です。

窓に発生する結露対策には、手軽にできる結露防止シートが有効でしょう。

8.結露防止スプレーを使う

窓に結露防止スプレーを使うのも、結露予防になります。

結露防止スプレーを窓に噴霧すると、薄い膜ができる仕組みです。

薄い膜により、付着する水滴を吸収し下に落ちにくくなります。

結露防止スプレーは、窓に噴霧するだけなので手軽にできる結露対策としておすすめです。

結露の防止について、以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

結露防止の対策10選|結露ができやすい家の特徴やリフォームについて解説

結露を放置するとどうなる?

冬場の結露は温度差によるものが大きいため、適切な対策をして防ぐことが大切です。

結露を放置すると、どのようなリスクがあるのでしょうか。

家が劣化し寿命が短くなる

結露を放置すると、家が劣化し寿命が短くなります。

結露ができると天井、壁、床、柱などの木材が湿気を含み、劣化や腐食します。

湿気を含み腐食した木材はシロアリの好物となるため、注意が必要です。

木材をエサとしてシロアリが増殖してしまったら、さらに家の劣化が進むでしょう。

健康被害を起こす場合がある

結露を放置すると、カビやダニが発生し健康被害を起こす場合があります。

結露が発生する環境は、湿度が高いためカビが繁殖しやすくなります。

カビが発生することで、それをエサとするダニも増えやすくなるでしょう。

ダニはアレルギー物質であるため、アトピー、アレルギー性鼻炎などの健康被害が起こる可能性があります。

新築住宅を建てる際にできる3つの結露対策

結露を発生させないためには、家の環境を整えることも大切です。

新築住宅を計画している場合は、結露対策すると良いでしょう。

ここからは、新築住宅を建てる際にできる3つの結露対策をご紹介します。

1.換気計画をしっかりと立てる

新築住宅を建てる際は、換気計画をしっかり立てることで結露対策できます。

十分に換気ができると室内外の温度差が小さくなり、湿気を外に逃せるからです。

現在は建築基準法の改正に伴いすべての建物に「24時間換気システムの設置」が義務づけられているため、設計の際にチェックしましょう。

新築の換気計画を立てる際は「第一種換気システム」の導入も、おすすめです。

「給気」「換気」を機械で管理する第一種換気システムは、常に室内の空気をきれいな状態に保てるので快適な住環境が整うでしょう。

新築住宅の換気システムについて、以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

全熱交換気システムとは?注文住宅に取り入れる時のメリットとデメリット、換気システム「エクリア」についても解説

2.高性能窓を設置する

新築を建てる際に高性能窓にすると、結露の予防になります。

窓の内側にもう一枚窓を作る「二重窓」や「複層ガラス」にすると、効果的に結露予防ができるでしょう。

また、安価なアルミサッシを選びがちですが、熱導率が高いので結露の原因になる可能性があります。

住宅のサッシは樹脂製を選ぶと、熱伝導率が小さくなり結露対策ができます。

3.家全体の断熱性能を上げる

新築を建てる際は、家全体の断熱性能を上げると、結露対策として有効です。

壁内に断熱材を設置することで、外気の影響を受けにくくなるため結露が発生しにくくなります。

高気密・高断熱住宅は条件に合えば、補助金の利用も可能です。

国や地方自治体で省エネに関する補助金制度があるため、施工会社に確認してみましょう。

空間工房LOHASは、断熱性の高い家の施工実績が豊富です。

高気密・高断熱住宅について詳しく知りたい方は、空間工房LOHASにお気軽にご相談ください。

高断熱の家について、以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

【後悔する前に】結露ができない高気密高断熱住宅を建てる5つの対策を富士市の工務店が解説

【新築実例】換気システムを導入し冬に結露対策できる家

換気システムを導入し冬に結露対策ができる家を実現した空間工房「LOHAS」の施工事例です。

ヨーロッパでも評判の良い、省エネ全館空調「Zehnder (ゼンダー)」を導入。

外気温に左右されない室内空間を実現しました。

全館空調により室内はどの部屋も適切な温度と湿度をキープできるため、結露がしにくい家になっています。

「究極の快適さ」にこだわった内装は、富士山の木を使い自然の温もりを感じられます。

自然素材をふんだんに使って、一年中居心地よく暮らせる家が完成しました。

まとめ|結露は家の環境を整えて対策をしましょう

今回は冬の結露を防ぐ方法や結露の予防方法、新築を建てる際の結露対策について解説しました。

結露を防ぐには換気や除湿など手軽にできる方法が多くありますが、改善されない場合は住環境を整えることも大切です。

新築住宅で結露対策する際は、実績が豊富な施工会社に依頼しましょう。

断熱性を高める施工は、専門的な技術が必要になるからです。

家の結露に悩みたくない方は、今回の記事を参考にしてみてください。

空間工房LOHASは、結露対策ができる高断熱住宅の施工実績が豊富です。

高気密・高断熱住宅ついて詳しく知りたい方は、空間工房LOHASにお気軽にご相談ください。

著者情報

望月広巳

営業部部長。実際に家を建てる方が「暮らしを愉しむ」ために理想の暮らしをヒアリングしながら、個性やライフスタイルに合わせた設計の提案が得意です。自身でも普段の生活で日本酒やお料理、子育てを愉しむことを通してお客様に合ったプランをご提案できるように努めています。

空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。

また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

パッシブハウス

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