静岡県富士市で住宅のリフォームをしたいけれど、費用が高いと悩む人は多いのではないでしょうか。
家のリフォームは必ずしも安いとはいえず、家計を圧迫する可能性も。
静岡県富士市でリフォームする際に補助金を活用すれば、費用の負担を軽減できます。
この記事では、静岡県富士市で使えるリフォームの補助金や助成金、申請方法や注意点をわかりやすく解説。
静岡県富士市で素敵なリフォームを実現された施工事例も合わせてご紹介するので、参考にしてください。
この記事でわかること
- 静岡県富士市のリフォームで使える補助金
- 静岡県富士市でリフォーム補助金を申請する際の注意点
- 静岡県富士市でリフォーム補助金を申請する方法
Contents
静岡県富士市のリフォームで使える補助金とは
静岡県富士市でリフォームの費用負担を減らしたいと考えている人に、おすすめなのが補助金です。
リフォーム補助金は家のリフォームや修復にかかる費用の一部を、国や地方地自体が申請者に支給してくれる制度になります。
補助金は国と地方自治体が主に事務局となり、多くの種類が用意されています。
リフォーム補助金は金融機関などのローンとは違い返還する必要がないため、費用の負担を減らしたい人は積極的に活用すると良いでしょう。
静岡県富士市のリフォーム補助金・助成金
今回の記事では、静岡県富士市でリフォーム工事により申請可能な補助金をご紹介します。
同じ静岡県富士市の補助金であっても、対象要件や申請期間が異なります。
静岡県富士市で、申請可能な補助金を見ていきましょう。
富士市多世代同居・近居支援奨励金
「富士市多世代同居・近居支援報奨金」とは、多世代で新たに同居または近居するために住宅取得やリフォーム工事する際に交付される補助金です。
子育て世代の負担軽減と高齢者の安全・安心な暮らしの確保を目的とした制度になります。
※近居:市内において、同一小学校区または直線距離で1km以内にある住宅に所住すること
「富士市多世代同居・近居支援報奨金」の対象要件
「富士市多世代同居・近居支援報奨金」は、下記の1・2のいずれも満たすことが条件です。
1.下記(1)~(2)のいずれかの組み合わせで新たに同居・近居することが要件となります。
(1)「小学生以下の子を養育する者」と「その親」 (2)「65歳以上の者」と「その子」 ※(3)の両者が現在、同居・近居していない場合に限ります。 (3)「65歳以上の者」と「その孫」 ※(2)の両者が現在、同居・近居していない場合に限ります。 |
2.奨励金受領後、多世代同居・近居の状態を10年以上継続する多世帯
「富士市多世代同居・近居支援報奨金」の対象住宅
対象は住宅であり、居住用部分の床面積が50平方メートルを超えていることが条件です。
「富士市多世代同居・近居支援報奨金」の対象地域
富士市多世代同居・近居支援報奨金の対象地域は、静岡県富士市内全域です。
ただし、災害危険区域、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域、地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域を除きます。
リフォーム予定の住まいが対象要件に当てはまるかを確認するには、静岡県富士市内の防災マップを参照ください。
「富士市多世代同居・近居支援報奨金」対象となる経費や補助率
対象となる経費 | 補助率 | 補助額 | 実施期間 |
・住宅の取得に 係る経費 ・住宅の改修に 係る経費 | 1/2 | 上限 30万円 | 3年間 2024年 4月1日~ 2027年 3月31日 |
「富士市多世代同居・近居支援報奨金」の注意点
「富士市多世代同居・近居支援報奨金」の注意点は、新築・改修をする場合は施工を開始する前に、建売・中古住宅の場合は住宅の取得に係る契約の締結前に申請することが必要になる点。
同居・近居の開始から30日以内または、同居・近居を開始した日の年度の3月末日のいずれか早い日までに事務局に実績報告をすることが必要です。
「富士市多世代同居・近居支援報奨金」の申請方法
補助金の申請方法は、富士市多世代同居・近居支援奨励金住宅取得等計画書と必要書類を「静岡県富士市住宅政策課」に提出します。
富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金
「富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金」は、近年多くの企業が推進するテレワーク導入のために環境を整えるリフォーム工事に対する補助金です。
静岡県富士市ではオンライン手続きを拡充する「デジタル変革宣言」を行っており、テレワークについての先進都市を目指しています。
「富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金」の対象要件
対象要件は補助金申請者本人または同居の家族が、自宅でテレワークをする目的のリフォーム工事になります。
申請者または同居家族が、1週間に1日以上の頻度で継続的に在宅テレワークを行うことが条件です。
「富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金」の対象住宅
富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金の対象となる住宅は、既存の住宅が条件です。
既存住宅とは一般的な戸建住宅、併用住宅、共同住宅であり、賃貸住宅の場合は所有者の承諾を得ている場合を指します。
「富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金」の対象地域
富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金の申請可能な対象地域は、静岡県富士市内全域です。
「富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金」対象となる工事
「富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金」の対象となる工事は、2種類あります。
在宅テレワークに対応するための工事は必須条件です。
また、在宅テレワークを円滑に行うための工事も対象となります。
「在宅テレワークを円滑に行うための工事」の経費は、「在宅テレワークに対応するための工事」の経費を上限とするのが注意点です。
それぞれの工事の具体例は、下記の表の通りになります。
<富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金の対象工事具体例>
工事内容 | 具体例 |
在宅テレワークに 対応するための 工事 | ・間仕切りの設置 ・造付け家具の設置 ・インターネットや設備の配線 (住宅内のみ) |
在宅テレワークを 円滑に行うための 工事 | ・玄関に手洗いを設置 ・玄関収納の設置 ・インターフォン設置 ・固定式宅配ボックス設置 ・花壇設置 ・サンルーム設置 ・ウッドデッキ設置 ・運動コーナー設置 |
「富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金」の補助率と上限金額
「富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金」には、補助率と上限金額が決められています。
補助金交付を受けるためには、実施期間内に申請をすることが条件となります。
対象となる工事 | 補助率 | 補助額 | 実施期間 |
在宅テレワークに 対応するための 工事 | 1/2 | 上限50万円 | 3年間 2024年4月1日~ 2027年3月31日 |
在宅テレワークを 円滑に行うための 工事 | 1/3 |
「富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金」の注意点
富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金の注意点は、工事に着手する前に補助金の申請をしなければなりません。
工事が完了したら60日以内または、申請年度の3月末日のいずれか早い日までに実績報告書を提出しましょう。
「富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金」の申請方法
富士市在宅テレワーク対応リフォーム支援補助金交付申請書と、必要な書類を「静岡県富士市住宅政策課」に提出します。
富士市空き家リフォーム支援補助金(空き家バンク利活用支援)
富士市空き家リフォーム支援補助金は、空き家を住居として活用するためのリフォーム工事に対し補助金が交付される制度です。
静岡県富士市の空き家を活用することで、周辺環境の改善や移住定住につなげることを目的としています。
「富士市空き家リフォーム支援補助金」の対象要件
富士市空き家リフォーム支援補助金の対象要件は、下記の4つの内容を満たした場合になります。
- 空き家の所有者、購入者または賃借人
※空き家の所有者…売買契約または賃借契約により入居者が決定している場合に限ります。
※賃借人…賃貸借契約により所有者の承諾を得ている場合に限ります。
- 市税を滞納していない
市税とは、市民税、固定資産税、都市計画税、国民健康保険税、軽自動車税などを指します。
- 空き家の引き渡しの後、入居者が該当する空き家に5年以上居住する意思がある
ただし、市外から静岡県富士市への転入者は空き家に10年以上居住する意思がある人が対象になります。
- 賃貸借契約または売買契約の相手が、3親等以内の親族であってはならない
「富士市空き家リフォーム支援補助金」の対象となる空き家
富士市空き家リフォーム支援補助金の対象となる空き家は、静岡県富士市の空き家バンクに掲載されている家が対象となります。
「富士市空き家リフォーム支援補助金」の対象地域
富士市空き家リフォーム支援補助金の対象地域は、静岡県富士市内全域です。
ただし、災害危険区域、土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域、地すべり防止区域、急傾斜地崩壊危険区域は対象地域になりません。
空き家のある地域が対象であるか確認するには、静岡県富士市内の防災マップを確認する必要があります。
「富士市空き家リフォーム支援補助金」の対象となる工事
補助金が交付される対象となる工事は、定められています。
補助金の対象工事の中で、DIYなどで自分が工事をする場合は材料費のみが交付されます。
リフォームしたい工事内容が対象になるかどうか不明な場合は、補助金の事務局に相談しましょう。
<補助金の対象工事>
- 水道、ガスまたは電気設備の改修工事
- 台所、トイレまたは風呂の改修工事
- 内装、外装または屋根の改修工事
- 付帯物(家財を含む)の除却工事
- 増築もしくは減築等の工事または修繕工事
「富士市空き家リフォーム支援補助金」の補助率や補助額
補助金の補助率や補助額は、下記の表の通りです。
静岡県富士市外から転入した人や不動産会社を通した媒介手数料が発生する場合は、どちらか一方が加算されます。
区分 | 補助率 | 補助上限額 | 実施期間 |
基本額 | 工事費の 1/2 | 80万円 | 2023年4月1日~ 2025年3月31日 |
加算額 (市外からの転入者) | ― | 20万円 | |
加算額 (媒介手数料) | ― | 5万円 |
「富士市空き家リフォーム支援補助金」の注意点
補助金は、工事を行う前に申請が必要となります。
補助金申請が可能な工事は、契約を締結した日から引き渡し以後3か月までに着手する工事が対象です。
「富士市空き家リフォーム支援補助金」の申請方法
富士市空き家リフォーム支援補助金交付申請書と、申請に必要な書類を「静岡県富士市住宅政策課」に提出します。
静岡県富士市でリフォーム補助金を申請する際の5つの注意点
ここからは、静岡県富士市でリフォーム補助金を申請する際の5つの注意点を解説します。
注意点1:補助金には申請期限がある
リフォームで使える補助金制度は、一般的に利用の申請を着工前に行う必要があります。
申請を行わずに、リフォーム工事をすると補助金を受け取れないというケースも。
補助金の申請する際は、期限を十分に確認しましょう。
注意点2:補助金は申請期限内でも締め切りになることがある
リフォームの補助金は、年度ごとに予算が定められているのが一般的です。
地方自治体で補助金申請が殺到した場合、すぐに年度の予算上限に到達します。
補助金申請が予算の上限に達すると、実施期間中であっても申し込みが締め切りになるので注意が必要です。
利用したいリフォーム補助金制度がある場合は、早めに準備をはじめておきましょう。
注意点3:税金を滞納していると申請できない
リフォーム補助金の対象要件に合致した工事だとしても、申請者や同じ住居に住む人の自治体への税金滞納がある場合は補助金の対象外となります。
補助金を申請する前に、市町村に対して漏れのないように税金を納めているのか確認しましょう。
注意点4:施工を依頼するのは自治体で定められた業者にする
リフォーム補助金を申請する際には、対象要件に適用するための条件が細かく設定されていています。
計画しているリフォーム工事について「補助金を受けられるかどうか」事前にチェックしておくことが大切です。
施工を依頼するリフォーム業者は、自治体で定められた実績のある会社にすると良いでしょう。
リフォーム補助金に関する知識や専門性のある施工会社は、スムーズに補助金申請ができます。
注意点5:リフォームの補助金は基本的に併用できない
リフォーム工事の補助金は、基本的に併用はできません。
ただし、静岡県富士市で補助金を申請する場合、対象工事が重複する国の補助金を併用できる可能性があります。
少しでもリフォーム費用の負担を減らすためにも、併用できる補助金があるかどうか施工会社に確認するのがおすすめです。
静岡県富士市でリフォーム補助金を申請する方法
静岡県富士市で申請できる補助金や注意点をご紹介しました。
ここからは、補助金を申請する基本的な方法について解説します。
1.申請スケジュールを調べる
補助金の申請には、実施期間や申請期限が定められています。
リフォーム工事をプランニングする際に、まずは申請スケジュールを調べる必要があります。
申請スケジュールを調査した上で「いつまでに必要書類を作成しなければならないのか」「提出のタイミングはいつにするのか」決めましょう。
2.施工会社の見積りや資料を取り寄せる
補助金申請は、施工会社の工事見積書が必要なケースが多くなります。
リフォーム工事を行う施工会社を決めるためにも、見積書を取り寄せましょう。
また、補助金申請の際は、リフォームで使用する製品の性能を証明する資料を求められる可能性があります。
リフォーム工事の見積書と合わせて、製品の資料を施工会社から入手しましょう。
3.施工会社を決定する
リフォーム工事の見積書や資料を請求した後、工事内容を確定する必要があります。
見積りの内容と工事内容を照らし合わせて、自分の予算や希望内容に合った施工会社を選びましょう。
補助金の対象となる要件を確実に満たすためには、経験と実績の豊富な施工会社を選定することが重要です。
「静岡県富士市でリフォーム工事や補助金申請の実績のある会社に依頼したい」と感じる場合は、静岡県富士市にある工務店空間工房LOHASにご相談ください。
経験豊富なスタッフが、お客様のお悩みを解決します。
4.必要書類を入手して提出
リフォームの施工会社と工事内容が決まったら、補助金申請の手続きをします。
静岡県富士市のホームページを検索すると、それぞれの補助金の申請書一式をダウンロードできます。
必要書類を入手したら、補助金申請前に施工会社と工事請負契約を締結しましょう。
申請に必要な書類の記載内容や添付書類に漏れがないかを十分に確認し、補助金事務局に申請書を提出します。
リフォーム補助金の提出方法については、直接提出するのか郵送にするのかなど事前に事務局に問い合わせておくとスムーズです。
5.審査結果が出てから施工
リフォーム補助金を申請後、事務局からの審査結果に合格したら工事に着手できます。
補助金申請の結果が出る前に工事を開始してしまうと、完了後に申請したとしても受理されません。
施工会社と十分に打ち合わせを行い、工事の開始日を決めましょう。
6.実績報告書を提出する
リフォーム工事が完了したら30日以内または完了年度の3月末日のいずれか早い日までに、事務局に実績報告を行いましょう。
実績報告書提出後、静岡県富士市で審査を行い「補助金確定通知書」が郵送で自宅に届きます。
補助金確定通知書の内容を確認し必要書類を事務局に提出後、補助金が交付されます。
【静岡県富士市の施工実例】断熱リフォームをした二世帯住宅
静岡県富士市で断熱リフォームをした二世帯住宅の施工事例です。
リフォーム前は各部屋に冷暖房がないと冬場は凍えるように寒く、夏場は蒸し暑い日本家屋の住宅でした。
家族が1年中快適な室内で暮らせるように、断熱のフルリフォームを行いました。
1階は、親世帯が気兼ねなく使えるダイニングキッチンとバスルームを配置しました。
2階には子世帯が住み、アクティブなお子様を見守りながら料理ができる対面キッチンを選んでいます。
断熱リフォームをしたことで、冬場でも足元から凍えることが少なくなりました。
まとめ|静岡県富士市で補助金を賢く活用して理想の住まいを実現しましょう
静岡県富士市ではこれからリフォーム工事する人にとって、費用の負担を減らせる補助金があります。
リフォームする際は、補助金を申請することを念頭に施工会社とプランを立てましょう。
今回の記事を参考に、静岡県富士市のリフォーム補助金を活用していただけたら幸いです。
著者情報
望月広巳
営業部部長。実際に家を建てる方が「暮らしを愉しむ」ために理想の暮らしをヒアリングしながら、個性やライフスタイルに合わせた設計の提案が得意です。自身でも普段の生活で日本酒やお料理、子育てを愉しむことを通してお客様に合ったプランをご提案できるように努めています。 LOHAS様の次のコラムからでいいので、まとめにオンライン相談のバナー画像を貼り付けていただければと思います。
空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。
また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。
施工事例はこちら→断熱リフォームして二世帯住宅に増築_in 富士
静岡県で、省エネ性能の高いパッシブハウスをお考えなら、空間工房LOHASにぜひご相談ください。
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