モクリエギャラリー スタッフSの駄話。
今回は子どもの知識の広げ方のお話です。
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食事時は、知識を広げる絶好の機会。
今食べている食材の話にかこつけたり、子どもの何気ない会話から展開したり。
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知りたいときが学び時。
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そのチャンスを逃さないよう、その場で図鑑を開きます。
ゆえに、我が家は食事時に図鑑がたくさん並びます(笑)。
そして、その場で説明をさせます。
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知りたいときにすぐに調べられるように、図鑑はリビングダイニングの一等地に。
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この日は、ムスメの「今日はプールだったの。○○君って痩せているから、骨がたくさん見えた」という会話からスタート。
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「どこの骨?」と母が問いを投げかけたら、人間の図鑑をもってきて「肋骨」と答えました。
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その流れで、体を表す漢字に「月」へんが多いことに気がついたムスメ(当時 小 4)。
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「月偏の漢字は他に何がある?」という問いを投げたら、次に開くのは漢和辞典。
こうやって知識の連鎖がつらなっていきます。
本来は、食事時に 調べものをしたり新聞を読んだりするのは、マナー的には良くないんですが(笑)。
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わざわざ調べる時間を別にとろうとすると長続きしないし、テーマをわざわざ持ってこないといけなくなります。
ゆえに、お行儀が悪いけど、食事時にやる。
そして、こういう何気ない会話から調べるという習慣をつけていくと、
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「テーマは身近にたくさんころがっている」ということを体感し、身近なことから知識を発展させていくことができる。
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よって、調べ学習なんかするときも、わざわざテーマをひねり出す必要がなくなるとです。
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そして、夕食時にやる一番重要なポイントは、お母さんが聴ける体制である、ということ。
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知識の定着を図るのはアウトプット。
話すことによって、知識は定着する。
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話すためには、聴いてくれる人が必要。
お母さんが聴いてくれる人=アウトプット先になれば、子どもも知ることを楽しむようになる。
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ゆえに、お母さんがじっくり腰を据えている夕食時がいいのです。
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子どもが調べてわかったことは、口頭による説明をさせます。
図鑑の言葉を使った書き言葉で。
わたしが聴いてわからないことは、さらに説明を補足させます。
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そうやって対話を重ねて、お互い納得できる答えがでたときには、ハイタッチ。
ハイタッチしたときの子どもたちは、ほんとうによい表情をしています。
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わかることの楽しさ、知るを共有することの楽しさを知ると、子どもはどんどん学ぶようになります。
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ゆえに、その瞬間を「やったね」と表現できるハイタッチはとてもいいですよ。
わたしも、その瞬間に立ち会えることが嬉しくてたまりません。
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図鑑を開くのは、知りたいとき。
時間をとるなら、夕食時がおススメ。
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