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板張り外壁で外観をおしゃれに!板張り外壁の種類やメリット・デメリット、費用相場を富士市の工務店が解説

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一生に一度の大きな買い物だから「周りの家とは少し違ったデザインの家」に憧れる方は多いのではないでしょうか。

そんな方には、印象的な外観に仕上がる板張り外壁がお勧め。お洒落だなと思う家には板張り外壁が採用されていることが多いです。

「見るたびにときめく家」に仕上げて、豊かなマイホーム生活を送りたいものです。

そこで今回は、板張り外壁のメリットやデメリット、費用などについてみていきましょう。

板張り外壁の特徴

焼き杉の外壁

板張り外壁は天然の木を使用しており、その張り方や木材の違いによって性能や費用に違いがあります。

それぞれの特徴をしっかりと理解して、板張り外壁を採用したマイホーム作りの参考にしてみてくださいね。

木目調サイディング

木目調サイディングとは窯業系や金属、樹脂といったサイディング材に木目をあしらったものです。

明確には木目調サイディングは板張りの外壁には当たりませんが、板張り外壁のような見た目とメンテナンスのしやすさや丈夫さを兼ね備えた優秀な外壁材です。

羽目板・木質系サイディング

羽目板・木質系サイディングとは天然の木材に塗装を施したサイディング材のことです。天然の木材を使用しているので、独特の質感や経年による変化を楽しむことができます。

印象が変わる!板張り外壁の張り方

板張り外壁

羽目板・木質系サイディング材の張り方には大きく縦張りと横張りがありますが、張り方によって受ける印象が大きく変わってきます。

見た目の印象だけでなく、機能性などにも違いがあるのかみていきましょう。

縦張り

文字通りサイディング材を縦に張ることを「縦張り」と言います。横張りに比べてスタイリッシュなデザインに仕上がるのが特徴です。

また、他のサイディング材をメインに使い、木質系の縦張りを部分的に採用することで、スタイリッシュな中にも温かみのある特徴的なデザインに仕上がります。

雨が多い日本では外壁に当たった雨が下に流れやすい縦張りを採用するのも良いでしょう。

横張り

ログハウス人気などの影響もあり、木質系のサイディング材を採用している家は横張りが多い印象があります。

スタイリッシュな縦張りに比べて、柔らかい印象に仕上がります。

縦張りに比べて雨が下に流れにくくなっているため、軒下など雨が直接当たりにくい場所に採用すると良いでしょう。

外壁を板張りにするメリット

板張り外壁

張り方によってスタイリッシュにも柔らかい印象にも仕上げることができる板張り外壁。

実際に板張り外壁を採用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

主なメリットは以下の3点です。

  • 印象的なデザインに仕上がる
  • 経年変化を楽しめる
  • 部分的な張替えがしやすい

魅力的なメリットが並んでいますね。項目ごとに詳しくみていきましょう。

印象的なデザインに仕上がる

板張り外壁を採用することでシンプルながらも印象的なデザインに仕上がります。

「長く住むからシンプルで飽きのこないデザインがいいけど、奇抜にならないようにしたい」

このような思いがある方に板張り外壁はおすすめです。

経年変化を楽しむことができる

近年、革製品などの経年変化を楽しむ「エイジング」が人気ですが、天然の木を使用した板張り外壁でも同じように経年変化を楽しむことができます。年月が経つほど深みを増していく外観を楽しめるのも、天然木を使用している板張りならではの魅力と言えます。

部分的な張替えがしやすい

天然の木を使用しているのでメンテナンス面が心配という方も多いもの。板張り外壁の場合は、木材を張り合わせているため部分的に張り替えることが出来ます。

傷みが進んでいる箇所だけ張り替えることでコストカットすることも可能です。

外壁を板張りにするデメリット

板張り外壁

魅力的なメリットが多い板張りの外壁ですが、いくつかのデメリットがあることも頭に入れておきましょう。外壁を板張りにすることの主なデメリットは以下の通りです。

  • 施工に技術が必要で品質にばらつきがある
  • 変色や変形が起こる可能性がある
  • 雨・雪・紫外線への対策が必要
  • 割れやささくれが出る可能性がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

施工に技術が必要で品質にばらつきがある

板張りの外壁にするには、熟練した職人の技が必要。高い技術が必要なので、施工する職人の腕次第では、綺麗に仕上がらない可能性があります。

板張りの外壁を採用したいと考えている方は、十分な施工実績のあるハウスメーカーや工務店を選ぶようにしましょう。

変色や変形が起こる可能性がある

板張り外壁は、天然の木材を使用するためどうしても変形や変色が起こってしまいます。

水分や栄養、温度などの条件が揃うことによって腐食が起きる可能性も。

設計の段階で、できるだけ雨や風が外壁に当たりにくいような工夫をすることが大切です。

雨・雪・紫外線への対策が必要

雨や雪、紫外線の影響も大きく受けるのが、天然の木材で作られた板張り外壁。

外壁に直接雨や雪、紫外線が当たることで変色や変形のスピードを早めてしまいます。

軒をしっかりと出したり、外壁の表面に加工を施したりといった対策が必要です。

割れやささくれが出る可能性がある

天然の木材を使用しているため、水分量の変化などが原因で割れてしまう可能性もあります。劣化が進むと表面が毛羽立って、ささくれが出てしまうことも。

新築時に外壁の表面を加工することや、定期的にメンテナンスをおこなうなどの対策をしましょう。

板張り外壁に使う木材の種類と特徴

板張り外壁

板張り外壁に使用される木材の種類や特徴をまとめました。主に使われる木材は以下の4種類です。

  • ヒノキ
  • スギ
  • カラマツ
  • サワラ

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

ヒノキ

日本で古くから神社仏閣や住宅に使われてきたヒノキ。触り心地が良く、美しい風合いが大きな特徴です。温度変化に強く防腐、防虫効果もあり、耐久性が高いです。

これらの理由から建築に向いている素材と言われています。

ヒノキの香りや成分にはリラックス効果もあるため、お風呂に採用する「ヒノキ風呂」もお馴染みですよね。

高級な素材ではありますが、高い耐久性から住宅を長持ちさせるためランニングコストを含めると決して高い買い物ではないかもしれません。

スギ

植林の歴史も古く、建築資材として最も多く使われているのがスギです。

空気の含有量が多く、温かみがあり、適度な柔らかさも兼ね備えているため特にフローリング材として人気があります。

経年変化により木目や年輪の色が濃くなっていくため、味わい深い見た目が印象的です。

しかし、柔らかい素材であるため、傷がつきやすいことや、木目に沿って割れやすいのが欠点。外壁として使用するには表面の加工が必須です。

耐久性を高めるために表面を焼いて、炭素層を作ることでシロアリの繁殖を防ぐこともできます。

カラマツ

カラマツは年輪や木目が赤みを帯びており、あたたかみを感じられる見た目に仕上がります。

スギ材よりも硬く樹脂分が多いため、耐水性や耐久性に優れています。

以前は、「ねじれる性質」があり外壁材として使用するのは敬遠されがちだったカラマツですが、加工技術の向上により現在では外壁材として注目されている木材です。

サワラ

サワラは見た目はヒノキに似ていますが、スギに近い性質を持っています。

乾燥や削り加工は比較的容易ですが、柱や壁材には不向きとされています。

木目が少なくさっぱりとした印象で香りが少ないことから家具に使われる事の方が多い木材です。

板張り外壁の費用相場

板張り外壁

外壁の板張りの設置費用は1平方メートルあたり7,000円〜13,000円程度が相場とされています。

どの木材をどれくらいの範囲に採用するかによって値段は大きく変わってきます。それぞれの特徴を踏まえて後悔のない選択をしましょう。

まとめ

板張り外壁の特徴やメリット・デメリットについて紹介してきました。

外壁材に何を使うかは家の見た目やランニングコストに関わる重要な選択です。

メリット・デメリットをしっかり理解して家族の絆と共に深みを増す家づくりを目指していきましょう。

寺﨑幸治

空間工房LOHAS代表。「富士山のエネルギーを紡いだ木を活かし、家族の思い出を畳みこんで、住めば住むほど心身共に 健康になり子の代まで価値ある資産として住み継いで行ける、自然素材の家づくり」を平成17年から続けている。2022年現在建てた住宅は200棟以上。 輸入には頼らず、静岡県富士市にあり、地産地消で森を守りながら次世代まで永く住みつなぐ家を造る。

空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。

また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

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