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自宅に薪ストーブを!メリット・デメリットを富士市の工務店が解説

近年のキャンプブームにより、薪ストーブに注目が集まっています。

自宅にも薪ストーブを導入する人が増えていますが、「自宅に薪ストーブって実際どうなの?」「どんなメリットがあるの?」と疑問に思っている方も多いもの。

そこで今回は、自宅に薪ストーブを導入するメリットやデメリット、注意点などを紹介します。

自宅に薪ストーブの導入を検討しているという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

薪ストーブのメリット

薪ストーブ

では、薪ストーブにはどのようなメリットがあるのか、見ていきましょう。

薪ストーブのメリットは主に以下の6点です。

  • おしゃれでインテリア性が高い
  • 光熱費が節約できる
  • ストーブで料理ができる
  • 洗濯物が乾きやすい
  • 環境に優しい
  • 日のゆらぎでリラックスできる

ひとつずつ詳しく紹介します。

おしゃれでインテリア性が高い

薪ストーブは、見た目にとってもおしゃれ。存在感もあり、置いてあるだけで空間を演出してくれます。

その他のインテリアのテイストを合わせることで、より一層おしゃれな空間になります。

おしゃれでインテリア性が高いのは、他の暖房器具にはあまりない大きなメリットです。

光熱費が節約できる

薪ストーブは薪を燃やすことで空気を暖めます。

電気やガス、灯油などの燃料を使う必要が無いので、光熱費を節約することができます。

災害時などで停電になってしまった場合でも、薪さえあれば部屋を暖めることができるので安心ですね。

ストーブで料理ができる

薪ストーブでは、煮込み料理やピザ作り、お菓子作りなどを楽しむことができます。

長時間煮込む必要のある料理を薪ストーブで調理することで、ガスや電気などの光熱費を節約することもでき、一石二鳥です。

洗濯物が乾きやすい

洗濯物がなかなか乾かない冬。特に冬に活躍する厚手の衣類は外に干してもなかなか乾かず苦労した経験があるという方も少なくないのでは?

そんな洗濯物が乾きにくい冬でも、薪ストーブのある部屋に干せば短時間でしっかりと乾かすことができます。

環境に優しい

ガスや石油などは化石燃料と呼ばれ、燃やすことで二酸化炭素が排出されます。

二酸化炭素は地球温暖化の原因物質なので、できるだけ排出量を少なく抑えたいもの。

薪ストーブで薪を燃やすことで二酸化炭素が発生しないかと言われると、そうではありません。薪を燃やしても二酸化炭素は発生します。

しかし、薪を燃やして発生する二酸化炭素は、その木が生きている時に空気中から吸収したもの。つまりもともと空気中にあったものなので、環境に負荷をかけるものではありません。

そういう意味で、薪ストーブは環境に優しい暖房器具ということが言えます。

火のゆらぎでリラックスできる

火のゆらぎにはリラックス効果があり、ぼーっと炎を眺めているだけで、癒やし効果が期待できます。

火のゆらぎを再現したリラックスグッズが販売されているほどです。

暖房器具でリラックスできるのは、ガスや電気を利用したものにはない大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

薪ストーブのデメリット

薪ストーブと薪を置くスペース

魅力的なメリットが満載な薪ストーブですが、いくつかのデメリットも。

  • 初期費用が高い
  • 薪が必要
  • 暖かくなるまでに時間がかかる
  • メンテナンスが欠かせない
  • 近所への配慮が必要

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

初期費用が高い

薪ストーブを導入するための初期費用は、高額になることが多いもの。

本体代に加えて煙突代や設置するための工事費用なども必要になります。

選ぶものによりますが、初期費用が合計で100万円を超えてしまうこともあるので、注意が必要です。

薪が必要

薪ストーブの燃料は薪です。薪がないことには何も始まりません。

自分で木を調達して薪割りから乾燥までする場合は、手間と時間がかかります。

すでに完成している薪をホームセンターやネット通販で購入することもできますが、その場合金額も高くなります。

さらに、自宅に薪を保存しておくためのスペースも確保しなければなりません。

暖かくなるまでに時間がかかる

薪ストーブは、火を着けてから部屋が暖かくなるまでに時間がかかります。

寒い冬の朝に薪ストーブに薪をくべてもすぐに暖まらないのは大きなデメリット。寒さをがまんできない場合は、他の暖房器具との併用を検討しましょう。

部屋が暖まるまでには時間がかかりますが、暖まった後の暖房効率には優れています。

メンテナンスが欠かせない

効率的に燃焼させるためや安全性を保つためにも、日々のメンテナンスは欠かせません。

薪ストーブ内の灰の量が多すぎるとうまく薪が燃えず、部屋がなかなか暖まらない原因に。空気の通り道を確保するためのメンテナンスが必要です。

さらに、煙突と本体の仕切りなどにホコリが溜まってしまうと、万が一の時に燃え移ってしまう可能性も。ホコリに火が燃え移ると火事にもなりかねないので、日々の掃除はこまめに行いましょう。

近所への配慮が必要

薪ストーブの煙突は家の外に繋がっています。外に煙を排出するので、それが原因でご近所トラブルになる可能性も。すぐ隣に家があるなどの場合は、近所への配慮が欠かせません。

他の暖房器具とはどう違う?

暖炉

薪ストーブとよく比較される暖房器具に「暖炉」と「ペレットストーブ」があります。

これらの暖房器具は、薪ストーブとどう違うのでしょうか。

暖炉は、レンガで作られた暖房器具。薪ストーブとは違い、扉が付いていないものが一般的です。

暖炉の周辺のみが暖まるので、薪ストーブよりも効率が悪いのがデメリット。

扉がないので、木が燃える時の香りやパチパチという音を楽しむことができるのが魅力です。

ペレットストーブとは、「ペレット」と呼ばれる木材が原料の燃料を使用する暖房器具です。

木材を原料としているので、環境に優しいという点では薪ストーブと同じ。

壁に穴を開けて排気口を設置するだけで煙突が不要なので、薪ストーブよりも手軽に導入できます。

さらに電気を併用しているので、火力調整やタイマー機能が付いているものも多いのが特徴です。

薪ストーブを導入する際の注意点

煙突

薪ストーブを自宅に導入する時、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

安全に快適に使用するために注意したいポイントをまとめました。

  • 換気・防火などの安全面
  • 煙突の高さは適切か
  • 設置場所は適切か

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

換気・防火などの安全面

薪ストーブを安全に使用するためには、換気や防火などの設備が不可欠。

屋根の上まである煙突を設置し、きちんと換気ができるようにしましょう。

火を使う薪ストーブは、防火対策も徹底的におこなう必要があります。

レンガや石などの燃えない素材で防火壁を作るなどの対策をおこないましょう。

煙突の高さは適切か

煙突が低い位置にあると、煙が原因で近所迷惑になる可能性が高いです。

煙は基本的に上に登っていくので、屋根よりも高い位置に設置することが大切。屋根よりも高い位置に設置すれば、近隣の家に煙が流れる心配も少なくなります。

設置場所は適切か

薪ストーブは、一度設置すると移動することが難しくなります。そのため、設置場所が適切かどうかをしっかりと検討しましょう。

家族が長い時間過ごすリビングなどに設置するのがおすすめです。キッチンの近くにあれば、薪ストーブを利用した煮込み料理なども効率的にできます。

薪ストーブのあるモデルルーム「モクリエ」

モクリエ

ここからは、空間工房LOHASの新しいモデルルーム「モクリエ」を紹介します。

大きな薪ストーブのあるモデルルームが完成しました。

モクリエ

玄関を入ると大きな薪ストーブ。

とても存在感があります。

モクリエ

薪ストーブの背面には大谷石を使用。防火対策もばっちりです。

モクリエ

リビングには天然木を使用したぬくもりあふれる家具を数多く取り揃えています。

モクリエ

フローリングはさまざまな種類を体感していただけるように4種類。

富士ひのき、チーク、桜、ナラを使用しています。

モクリエ

ダイニング・キッチンにも天然木インテリアを。

北欧風のおしゃれな空間です。

モクリエ

今人気のワークスペース。

リラックスしながら集中できる空間です。

ぬくもりあふれる木のモデルルームに、ぜひ一度お気軽にお越しください。

富士市家づくり

まとめ

薪ストーブのメリット・デメリット、導入の際に注意するポイントなどを紹介しました。

薪ストーブはおしゃれで環境に優しく、さらにリラックス効果を得ることができる優秀な暖房器具です。煮込み料理やお菓子作りなどにも使用できるので、家族団らんの機会も増えそうですね。

いくつかのデメリットもありますが、それ以上に多くの魅力がある薪ストーブ。

導入を検討しているという方は、ぜひ一度、お気軽に空間工房LOHASの薪ストーブのあるモデルルーム「モクリエ」にお越しください。薪ストーブのある暮らしをご体感いただけます。

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