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低燃費な住宅とは?快適な家づくりを心がけるためのポイント3つを富士市の工務店が解説

せっかくのマイホームは、注文住宅を新築で建てたい。しかし、入居後は快適に過ごすためにどのような家づくりを心がければよいのでしょうか?

今回は、低燃費な住宅についてや快適な家づくりを心がけるためのポイント3つを解説します。

目次

低燃費な住宅とは?

富士市家造り

低燃費な住宅とは、日本の気候や風土に合わせた家づくりを心掛け、家の断熱性能や機密性能を高めていくことで、消費エネルギーを抑える家・住まいのことを指します。

月々の光熱費が抑えられるだけではなく、住宅自体の寿命も長くなるため、将来的に建替えやリフォームの頻度を減らすことができます。

快適な家づくりを心掛けるためのポイント3つ

気候風土や立地を活かした家づくり

日本は高温多湿といいますが、それぞれの土地の気候風土も影響します。

四季折々豊かな環境が影響してか、素材は、木や紙、土、石などの自然の材料を基本としてつくられていたことが、由来ともいえます。古くから私たちが慣れ親しんできた和風住宅は、人と人をつなぐ働きが、とても大きいといえます。

地域で採取された自然素材を、地元の職人により生産・加工され、経年時に修繕をし、使い続けられてきた歴史があるといいます。

また、それぞれの機能に工夫があります。たとえば、雨の多い日本は、軒や庇によって雨が住宅内に降りこむことや雨だれが原因となって発生する外壁の汚れなどを防ぐことができます。

太陽の日差しから外壁や窓を守る役割も果たします。外壁に直接日光が当たらないようにすることで、室内温度を上昇させることを防ぐ役割もあるのです。

暑さ、寒さ、日射を意識し、建物の配置に配慮することや表面積を最小限にすることで住宅の燃費は高まります。いかに、外気と接する面積が抑え、室内の温度変化をできる限り少なくするかがポイントです。

参考コラム:人気の和モダン住宅の作り方とは?本質となる和風デザインのポイントを富士市の工務店が解説

断熱や気密性

国土交通省では、2022年10月より断熱等級を新設しています。

一次エネルギー消費量が約30%削減可能なレベルと定めた断熱等級6や一次エネルギー消費量が約40%削減可能で、無暖房でも快適に過ごせるレベルと定めた断熱等級7といった新基準です。

このように、高断熱及びそれに付随して高気密というものが、いかに重要かということがうかがえます。

出典:国土交通省

古い日本家屋による高温多湿への工夫は、風通しを重視してつくることでした。

断熱性能を高くするという発想はありません。最近になりプライバシーなどの問題から壁で仕切られた部屋を複数つくるような間取りになってきています。

その結果、風通しが悪く、断熱性能を考えていない住宅が数多くつくられています。外壁内の結露を起こし、浸水によって寿命が短くなるため、断熱性能についてはしっかりと考えて選択する必要があります。

気密性は住宅のすき間をいかに無くすか、ということがポイントです。低気密の住宅の場合、外壁材の内部にカビを繁殖させる原因になります。

蓄熱

蓄熱とは、夏の暑い時期には夜間の冷たい空気を、冬の寒い時期には日中の温かい空気を留めておくことをいいます。

蓄熱性能の高い建材を壁や床、天井など多く使用することで温度や湿度をコントロールします。冷暖房効率が上がるため、低燃費・省エネへとつながります。

動画でも確認:【注文住宅】知らなきゃ損する!低燃費な住宅で絶対に押さえるべき7つの要素とは?パッシブハウスとの違いについても解説します!

省エネ性能がとても高く世界基準となるパッシブハウス

富士市パッシブハウス基準で設計した家

パッシブハウスとは、省エネ性能がとても高く、快適な住みごこちを追及した住宅のことをいいます。

日本ではパッシブハウスジャパンが、パッシブハウスの普及活動を積極的に行っています。

登録工務店制度を設け、明確な数値基準が定められています。

パッシブハウスを取り扱うためには、この定められた条件をクリアしないと、賛助会員にはなれない、という厳しい基準があるのです。
これは、ヨーロッパで義務化されている住宅の燃費を表示する証明書「エネルギーパス」の発想です。

なお、エネルギーパスでは、住宅が建っている周囲の気候条件や風向き、周囲の建物の高さといった情報から年間の光熱費を割り出すという高度な技術を用いています。

省エネ性能の高く安心な家を検討されている人は、家づくりの参考にしてみてはいかがでしょうか。

参考コラム:【パッシブハウスに最適な土地とは?】土地探しのポイントと施工事例を富士市の工務店が解説

まとめ

今回は、低燃費な住宅についてや快適な家づくりを心がけるためのポイント3つを解説しました。

空間工房LOHASは、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員の工務店です。

静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

施工事例はこちら→パッシブハウスin静岡,富士宮市

静岡県で、省エネ性能の高いパッシブハウスをお考えなら、空間工房LOHASにぜひご相談ください

また、今回紹介しました補助金の活用についてはもちろん、土地やローン、設計など、どんなことでも結構ですので、まずは、お気軽にご相談ください。

空間工房LOHASでは、新しいモデルルーム「モクリエ」がオープンしました。実際に北欧デザインの家具を見て触って体感していただくことができます。

ぬくもりあふれる木のモデルルームに、ぜひ一度お気軽にお越しください。

自然素材を取り入れた注文住宅を検討するにあたり、ヒントがあるかもしれません。

モデルルーム

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