富士市の工務店「空間工房LOHAS」は住むほどに健康になる木の家を注文住宅でご提案しています。静岡でパッシブハウスを建てたい、高気密高断熱と心地よい家をご検討の方はモデルルームがある弊社までご来場ください。

冬の室温の適温は何℃?快適な暮らしを実現する温度管理のコツと省エネ住宅の実例紹介

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寒い冬、室内の温度が快適さや健康に与える影響は想像以上に大きいものです。

WHO(世界保健機関)では健康的な室温として最低18℃以上を推奨しており、特に高齢者や赤ちゃんがいる家庭ではこの温度を下回らないよう注意が必要です。

この記事では、暖房効率を上げて電気代を節約する方法や、冬でも快適な暮らしを支える「パッシブハウス」の魅力について、静岡県富士市の「空間工房LOHAS」が詳しくご紹介します。

この記事でわかること

  • 寒さによる健康リスクを防ぐ適切な室温
  • 電気代を抑える暖房効率アップのコツ
  • エコで快適な暮らしを実現するパッシブハウスの魅力

冬の室内の温度は18℃以上が推奨される

WHOの「住宅と健康に関するガイドライン」によれば、冬の室温は18℃以上を維持するよう推奨しています。

冬の室温を18℃以上に保つことで、呼吸器系や心血管疾患の発症リスクを低減できるとされています。

日本では、2025年以降、新築住宅には一定の断熱性能(断熱等級4以上)が義務化されます。

これにより、居住者の健康リスクを軽減するとともに、省エネルギー化や地球温暖化対策にも寄与することが期待できるでしょう。

赤ちゃん・高齢者の適温は?

赤ちゃんや高齢者は、体温調節機能が大人と比べて弱いため、より慎重な室温管理が求められます。

WHOも赤ちゃんや高齢者に対して「18℃以上を維持するだけでなく、さらに暖かい環境を提供すべき」としています。

  • 赤ちゃんの適温:20〜22℃が推奨。冬は乾燥しがちなため、適切な湿度(50〜60%)を保つことも重要です。
  • 高齢者の適温:18℃以上を保つことが重要。浴室やトイレなどの温度差が激しい場所は、ヒートショックのリスクを高めます。

ペットは種類によるので獣医師に確認

ペットにとって快適な室温は、動物の種類や体の特性によって異なります。

そのため、ペットごとの具体的な適温については獣医師に相談しましょう。

ペットの快適性を保つためには、エアコンや床暖房の利用に加え、ペット専用のベッドやブランケットを活用するのも効果的です。

また、ペットが過ごす場所が直射日光や冷たい風の影響を受けないよう配慮しましょう。

電気代を抑える効果的な方法

冬になると電気代が気になる方も多いのではないでしょうか。

しかし、ちょっとした工夫で暖房効率を高め、電気代を大幅に抑えることができます。

ここでは、暖房の効果を最大限に引き出す家電の使い方と、節約に役立つ具体的な方法を紹介します。

暖房効率を高めるための暖房器具の使い方

暖房の効率を上げるためには、暖房器具の正しい使い方を理解することが大切です。

暖房器具の設定や配置を少し工夫するだけで、暖房効果を最大限に引き出せるため、簡単に取り組むことができます。

例えば、エアコンを使用すると、暖かい空気は部屋の上部にたまりやすく、床付近の温度が低くなりがちです。

ここでサーキュレーターを併用することで、空気を効率よく循環させ、部屋全体を均一に暖めることができます。

また、エアコンのフィルターが汚れていると吸気効率が下がり、暖房能力が低下します。

月に1~2回を目安にフィルターを掃除することで、エアコン本来の性能を引き出し、電気代の節約にもつながるでしょう。

冬の適温を維持するための電気代節約のコツ

エアコンの運転モードを「自動」に設定することで、電気代の無駄を抑えることができます。

「暖房」モードを手動で設定すると、設定温度に達するまでフルパワーで運転し続けるため、結果的に消費電力が増加する可能性があります。

また、エアコンの室外機にも注意が必要です。

室外機の周囲に物が置かれていると、空気の流れが悪くなり、暖房効率が低下してしまいます。

特に、落ち葉や積雪が室外機を覆ってしまうと、エアコンの能力が大幅に低下し、無駄な電力消費につながります。

室外機周辺を定期的に点検し、落ち葉や雪を取り除くことで電気代の節約につながります。

電気代を抑えるためには、暖房器具の使い方だけでなく、室内環境全体を見直すことも大切です。

例えば、窓に断熱シートを貼る、厚手のカーテンを使うなど、暖房の効果を高める工夫を取り入れることで、暖房器具の負担を軽減できるでしょう。

冬の寒さ対策や電気代を節約するコツは、こちらの記事でも確認できます。

>冬の寒さ対策11選|部屋で暖かく過ごすための方法や電気代を節約するコツを紹介

年間を通じて快適な省エネ住宅「パッシブハウス」の魅力

寒い冬、外に出ると冷たい空気が体に触れてすぐに冷えますよね。

それと同じように、断熱が弱い家では、外の冷たい空気が壁や窓を通して室内に侵入し、暖房をいくら使ってもすぐに部屋が寒くなってしまいます。

これでは、暖房費が高くなるだけでなく、快適に過ごすことが難しくなります。

『断熱』とは、家の中の暖かさを外に逃がさず、外の冷たい空気を中に入れないためのバリアのような役割を果たします。

パッシブハウスでは、この断熱性能を高めることで、少ないエネルギーで快適な室温を維持することが可能です。

冬場でも暖かさを逃がさない断熱構造

パッシブハウスの最大の特徴は、高い断熱性能です。

家の中を暖房でしっかり暖めても、外壁や窓から熱が逃げてしまうと、暖かさが無駄になり、電気代もかさんでしまいます。

パッシブハウスでは、外壁や屋根、床、さらには窓回りに「断熱材」をしっかりと施し、暖かい空気を閉じ込める仕組みを作ります。

さらに、窓やドアの隙間から冷たい空気が入り込むことを防ぐ「気密性」も重要です。

この断熱材と気密性が組み合わさることで、少ないエネルギーで快適な室温を維持することが可能になります。

具体的には、以下のような断熱技術が活用されています。

  • 外断熱工法:壁全体を断熱材で包み込むことで熱損失を最小限に抑えます。
  • 高性能断熱材:一般的な住宅よりも厚みのある断熱材を使用し、寒冷地でも快適な室内温度を維持します。
  • 隙間ゼロの気密設計:ドアや窓、コンセント周りの隙間からの冷気侵入を防ぐことで、暖房効率を最大化します。

パッシブハウスの詳し特徴はこちらの記事も参考にしてください。

>「究極のエコハウス」といわれるパッシブハウスとは?パッシブハウスの特徴とメリット・デメリットについて富士市の工務店が解説!

高性能窓と暖房費削減の関係

パッシブハウスのもう一つの重要な要素が、高性能窓の導入です。

窓は住宅の中で最も熱損失が大きい箇所の一つですが、パッシブハウスでは、一般的な二重ガラスよりも高い断熱性能を持つ、トリプルガラスを使用するなどして、窓からの熱の放出を防ぎます。

また、窓の配置にも工夫があり、冬場には日射熱を効果的に取り込むため、南向きに大きな窓を設け、日中の自然な暖かさを活用することが可能です。

これらの窓の性能や配置により、暖房に必要なエネルギーを最小限に抑え、ご家族全員が健康的で快適な生活を送ることができ、同時に地球環境にも優しい住宅が実現するでしょう。

パッシブハウスの建築を検討するなら、空間工房LOHASにお気軽にご相談ください。

「超省エネ住宅」パッシブハウスの実例紹介

最後は、パッシブハウス認定工務店の「空間工房LOHAS」が手掛けた、パッシブハウスの実例を紹介します。

断熱性・気密性にすぐれたおしゃれなパッシブハウス

注文住宅だからこそ叶う、こだわりの外観。

ウッディなテイストがすてきです。

広々とした玄関。高気密高断熱な木の家が、シックな雰囲気でおしゃれです。

ぬくもりを感じるダイニングキッチン。床下エアコンで、寒い冬も足元から暖まります。

冬でも寒くない洗面所。

気密・断熱がしっかりなされているので、ヒートショックの心配もありません。

パッシブハウスならではの自然エネルギーを活用する窓の設計です。

室外と室内を隔てるのは、パッシブハウスの特徴的な「複層窓」です。

一枚窓と違い、結露も発生しにくく、カビを防ぎます。

超高性能断熱の木製サッシを使ったエコで暖かい家

すっきりとした空間には、大きな窓。太陽の日差しや、自然の風をたっぷり取り入れて「快適」を逃がしません。

注文住宅ならではのこだわりニッチ。

ほんの少しの工夫が、日々の小さな幸せに気付かせてくれそうですね。

広いリビングには大きな窓。外の景色も部屋の一部のようです。

周囲にも自然となじむ外観。一見だけではわからない、たくさんの工夫が詰まった家です。

まとめ|冬の室内は温度管理が重要!パッシブハウスで安心安全な家を

冬の室温は、WHOが推奨する「18℃以上」を基準に、赤ちゃんは20~22℃、高齢者は少なくとも18℃以上を維持することが大切です。

また、エアコンの自動運転やサーキュレーターの併用、窓の断熱シートや厚手のカーテンの使用など、手軽にできる工夫で電気代を節約しながら暖房効率を高められます。

理想の住まいを目指すなら、断熱性能に優れた「パッシブハウス」を建てるのも選択肢の一つです。

今回の記事が、適切な温度管理を通じてご家族全員が安心して過ごせる環境づくりの参考になれば幸いです。

著者情報

寺﨑幸治
空間工房LOHAS代表。「富士山のエネルギーを紡いだ木を活かし、家族の思い出を畳みこんで、住めば住むほど心身共に 健康になり子の代まで価値ある資産として住み継いで行ける、自然素材の家づくり」を平成17年から続けている。2022年現在建てた住宅は200棟以上。 輸入には頼らず、静岡県富士市にあり、地産地消で森を守りながら次世代まで永く住みつなぐ家を造る。

空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。

また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

パッシブハウス

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FAX:0545-57-5576
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