こんにちは。
スタッフの川合です。
富士市にLOHASの家が完成しました。
玄関からリビングに入ると、小上がりの畳スペースがあります。
3畳程のスペースですが十分な広さですね。
ゴロンとしたり、子供がお昼寝したり遊んだり・・・
またキッチンに対面したカウンターに腰かけられるようになっています。
また、小上がりになった下はしっかり収納になっています。
これも結構な収納力でおもちゃや本、薬箱や裁縫箱、リビングでちょっと必要なものが沢山納まりそうです。
今回のお家には畳スペースが設けられましたが、最近は畳を使わない新築のお家が増えています。
昔の日本家屋は土間に板貼りの廊下、それに畳のお部屋で成り立っておりましたが、現代は廊下、居室共にフローリングが多くなっています。
「和室といえば客間?客間は必要かしら・・・」
「リビングはある程度の広さを確保したいし、収納も充実させたい。」
設計の段階で間取りを考察する中で費用のかさむ和室は最終的に省く例が多く見受けられます。
ですが和室とまではいかなくても、リビングの一角に4畳半程の畳スペースを設けたり、今回のように小上がりスペースにしたりと畳の登場は色々考えられますので、日本古来の畳をぜひ取り入れて頂きたいと、畳でゴロンが大好きな私はついお勧めしてしまいます。
畳といえば、金沢に去年オープンしました「谷川吉郎・吉生記念 金沢建築館」にとても美しい畳の部屋が展示されておりました。
これは谷川吉郎が設計した、迎賓館赤坂離宮 和風別館「游心亭」の広間と茶室を忠実に
再現した空間です。
広間のほうは、畳縁と天井の竿縁の間隔を揃えています。
その細やかな設計が凛とした空気感を醸し出して和の美しさに圧倒されました。
畳縁も谷川吉郎がこだわって、通常よりも細い縁を作らせたそうです。
最近、縁無しの琉球畳を多く見ますが、縁も美しいなーと見入ってしまいました。
今回は畳のお話ですので、金沢建築館の情報はまた次回・・・。
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