子育て世代のパパ・ママはやることが多く、おしゃれな暮らしを意識する余裕がないと悩んでいませんか?仕事や家事で忙しいだけでなく、子どものペースにあわせたスケジュールで動かなければいけないので、ペース配分が乱されてしまうこともありますよね。
平屋は、家事を楽にする動線や子どもの気配を感じられる間取りが作りやすく、子育て世代に注目されています。家事の時短ができて、自分のことをしながらも子どもに目配りできるワンフロアの平屋なら、おしゃれな暮らしに目を向けるゆとりが生まれますよ。
本記事では、忙しい子育て世代がおしゃれに暮らすためのポイントやインテリアのコツを解説します。家族みんなで楽しみながら生活できる家づくりのヒントを見つけてくださいね。
Contents
平屋は子育てにもぴったり!おしゃれに楽しむ5つのコツ
おしゃれに暮らすための平屋の家づくりでは、大切なポイントが5つあります。
イメージをしっかり固める
平屋といえば瓦屋根の日本家屋をイメージする人が多いかもしれません。和風住宅も素敵ですが、平屋でもスタイリッシュなデザインが増えています。まずはどのような雰囲気の家にしたいかを、しっかり決めましょう。
例えば「ログハウスのような木の温かみを感じる家」や「モノトーンを基調としたスタイリッシュな家」など、具体的にイメージをかためると、外観・内装いずれも選びやすくなります。
また趣味や生活の中で大切にしたいものがあれば、書き出しておくことをおすすめします。車やバイクが好きな人はビルトインガレージがあるとよいかもしれませんね。お料理を楽しみたいなら、広々として機能的なキッチンを設けるとより快適でしょう。
見た目の印象とライフスタイルを踏まえたイメージを、できるだけ具体的にしておいてください。設計・内装選定の際に取捨選択しやすく、より理想に近いかたちを実現できます。
外観・屋根の形状にこだわる
平屋は二階部分がないため、外観がこじんまりした印象になりやすいです。そこで屋根の形状や外壁の配色にこだわり、おしゃれな外観にしましょう。
「陸屋根(ろくやね)・フラット屋根」「片流れ屋根」などが、スタイリッシュなデザインの平屋でよく見られます。昔ながらの日本家屋が好きなら、瓦屋根も風情があってよいのではないでしょうか。屋根は形状とともに、材料も雰囲気を左右する要素になるので、しっかり吟味してくださいね。
窓やドアの位置、デザインも大きな変化を生むアイテムです。間取りとの関係性もありますが、バランスよく配置できるように、内と外のイメージを見比べなからプランニングを進めてください。
また、天井を高くして、室内にロフトやスキップフロアを設けて室内空間をアレンジして楽しんでみては?天井下の空間をうまく利用して、外からは平屋に見えても中に入ると2階建てになる「1.5階建て」形式も人気があります。
間取りを考える
ワンフロアで生活空間を作る平屋は、十分な部屋数を用意するための間取りが重要です。
一般的に、夫婦+子ども二人の四人家族の場合、3LDK~4LDKほどの部屋数が必要と言われています。18~20畳のLDK、水回りスペース、寝室(6~8畳)1室、子ども部屋(6畳)2室、和室などの予備部屋(6~8畳)1室が目安です。
とくに子育て世代は、子どもの成長にともない家族の暮らし方や必要な部屋が変化し続けます。子どもが小学校にあがるころに、個室を与えるかどうか考える親御さんも多いと思います。きょうだいの性別や年齢差によっても、部屋の割り振りも念頭においた間取り計画をしてください。
また、子どもの独立後は夫婦だけの生活になることも視野に入れて、フレキシブルに部屋の用途を変えて使えるように計画しましょう。
素材を吟味する
平屋に限ったことではありませんが、家づくりでは床や壁などの素材をしっかり選ぶことが大切です。
床材にこだわる
はだしで過ごすことも多い日本の暮らしでは、床材は強度やインテリア性だけでなく触ったときの心地よさもポイントです。特に子どもは、スリッパをはかずに部屋の中を歩き回ることもあるでしょう。天然木のフローリング材や無垢床材など、肌さわりのよい素材がおすすめです。
柔らかい無垢材は傷がつきやすく、小さな子どもがいる家庭では劣化が気になるかもしれませんね。たしかに、コーティングされている素材より傷がつきやすいのは事実です。
忙しい日々の中で、丁寧なメンテナンスをするのも大変だと思います。自然塗料を使ったオイルなどの安全な仕上げを施せば、メンテナンスの回数を減らしながらも安心して暮らせます。年月を重ねると味わいに変化する、無垢材ならではの良さを味わってみてはいかがでしょうか。
壁・天井材にこだわる
壁や天井材もまた、心地よい暮らしに重要です。ビニールクロスは手軽に施工でき便利で安価なこともあり、現在の家づくりでは主流の壁材です。しかしカビが発生したり、接着剤から化学物質が放出されたりといったデメリットもあります。
子どもが安心して暮らすためにも、漆喰や珪藻土などの自然素材から生まれた壁材を利用する方は年々増えています。室内を調湿してくれる漆喰や珪藻土は、じめじめとして不快な夏には湿気を吸収し、湿度を下げてくれます。また防臭効果もあり、爽やかな空気の中で生活できます。
インテリアにこだわる
おしゃれな暮らしを実現したいなら、好みのインテリアで統一した雰囲気を作りましょう。北欧、モダン、シンプル、ナチュラルなど、ネット上にもたくさんの実例が紹介されていますので、参考にしながら好きな部屋のイメージを固めてください。
インテリアは壁や床などの内装材、扉などの建具のほか、家具や照明・カーテン選びも重要です。できればメンテナンスを繰り返しながら、長く使えるものを選びましょう。子どもが小さい内は、お茶やジュースをこぼしてしまうことも多く、また汗やほこりなどの汚れも気になりますよね。ソファやチェアの張地は、必要に応じて取り外し洗濯できるものを選ぶと清潔に使えるのでおすすめです。
子育て中でもおしゃれなインテリアにしたいなら?
子育て中は特にやることが多くて、毎日へとへとになりますよね。仕事や家事に追われる上に、片付けてもきりがなく散らかる環境。また子どものおもちゃやアイテムは、カラフルでごちゃごちゃして見えがちです。
子どもとの生活は、100%完璧に大人の思い通りにはいかないでしょう。それでも、おしゃれな部屋で少しでも気分よく過ごせたらいいですよね。そこで、子育て中でもおしゃれな空間を維持するためのヒントをご紹介します。
子どもの動線を考えたレイアウト
遊ぶことが仕事の子どもにとって過ごしやすい動線計画を、考えてみましょう。まずは、親の目の届く場所に遊び場になる空間を作ります。子どもが小さいときは、ソファやリビングテーブルはあえて置かない選択もいいと思います。
足を引っかけて転び、机の角でケガをする心配から、ついつい口うるさくなってしまうこともありますよね。はじめから、危険なものをなくしておくことで、親も子供もストレスなく過ごせます。
カラフルなものは使わないときはカゴにいれる
おもちゃは色が多くて、出しっぱなしにするとさらに散らかった印象になります。とはいっても、使う度に丁寧に箱にしまうのは大変です。おしゃれなカゴやボックスに、ぽいぽいと入れるだけにします。
ふたをすると子どもが自ら片付けるのに苦労し、いやになってしまうことがあるため、開けたままにしておくようにしてください。きれいな布をかぶせて隠せば、インテリアを損ねることはないでしょう。
壁を使った装飾にする
子どもの手が届かない壁面に、ポスターや絵画を飾っておしゃれな空間演出を楽しみましょう。重量のある額やガラスを使ったものは、落下の際に危険なため避けてください。マスキングテープなどでポストカードや写真、子どもが描いた絵を貼るのもおすすめです。
照明をこだわる
オブジェや小物を飾ると、子どもが口に入れたり、倒したりして危険です。かわりにインテリアのアクセントにあるような照明で、空間を彩ってみてはいかがでしょうか。ダイニングテーブルの上にペンダント灯を吊せば、それだけでおしゃれな雰囲気にできますよ。ある程度、子どもの身長が伸びると、頭を当てたりして危険なこともあるので注意してください。
天井下空間をいかしてロフトを作る
平屋は天井を高くすることで、縦方向にゆとりの空間を作ることが出来ます。
子ども部屋にロフトを作るのも一つのアイデアです。どうしてもコンパクトになりやすい子ども部屋ですが、吹き抜けにすることで開放感がうまれます。また隠れ家、秘密基地のようなロフト空間は、子どもたちがワクワクする場所になるでしょう。掃除がしにくい場所でもあるため、ホコリが溜まらないようにすることと、階段やはしごからの滑落には注意が必要です。
子どもの成長を促す家づくり
家づくりでは、おしゃれなインテリアだけでなく、家族のライフステージにあわせて変化できる柔軟さも大切です。子育ての過程では、子どもが自立できる環境を作り、成長をサポートしてあげましょう。
コミュニケーションが取りやすい
子どもは分からないことがあると不安になりやすく、親が近くで見守っていることを感じられる環境が大切です。平屋は家族の気配を感じながら生活できるため、お互いに安心して暮らせるでしょう。
子ども部屋は、必ずリビングを通る間取りにするなど家族との交流が取れるようにするご家庭も多くあります。リビングと一続きなら、将来的に子どもが独立した後は広々としたワンルームにリフォームすることもできます。
自立を助ける収納
なんでも親がやるのではなく、子どもが自ら考えて行動できるように促すことも必要です。たとえば「片付け」。散らかっている環境は、子どもにとってはそれほど不快ではなく、なぜ片付けなければいけないのか理解できていない場合があります。また「片付ける」の意味をしっかりととらえられず、部屋の隅に寄せるだけなど、親の目から見て片付いていないままになるケースも見受けられます。
できるだけ具体的に指示を出し、子どもが記憶しやすい収納スペースを整えてあげることも大切です。色分けやラベリングした収納ボックスを用意して、使い終わったらそこに入れるように伝えるなど、工夫をして子どもの自立をサポートしてあげてください。
リビング学習で集中力を養う
小学校に上がると、椅子にじっと座って学習をしなければなりません。就学前に集中して勉強できるように学習コーナーをリビングに作り、遊びの延長として一定時間集中する訓練も大切です。
小学校入学時に学習机を購入するケースも多く、個室を作るかどうか悩まれるタイミングかもしれません。自宅学習では、分からないときにすぐに質問できる環境を作るとよいでしょう。小学校低学年の内は、リビングやダイニングで親とコミュニケーションを取りやすい場所で学習できるよよいかもしれません。テレワークの普及もあり、ダイニングで仕事をする人も増えてきました。子どもと並んで作業できる、デスクコーナーを設けてみてはいかがでしょうか。
内と外をつなぐ環境を作る
家庭菜園や花を育てるなど、子どもが楽しみながら自然と触れ合う場所を作りましょう。お庭キャンプやバーベキューといったアクティビティも家族の絆を深められます。自然を身近に感じる暮らしを子どもに体験させたいと考える親御さんも、多いのではないでしょうか。日ごろから土に近い暮らしをし、動植物との接点を作ることで豊かな心を育むことができます。
庭と屋内の間にウッドデッキなどを設けて、ソファやテーブルを設置するアウトドアリビングも注目されています。おしゃれな屋外家具も増えてきたので、もう一つの部屋として活用してみてもよいのではないでしょうか。
子育てを楽しむ家づくりで、家族の歴史を重ねましょう。
家づくりでは、おしゃれなインテリアを楽しむ一方で、子どもの成長を見守る環境をととのえることも大切です。家族のライフステージは常に変化し続けます。まだハイハイしかできなかった赤ちゃんも、あっという間に小学生、中学生……社会人、と成長していくでしょう。
子どもの成長にともない暮らし方もかわっていきます。子どもが大切な時間を過ごす家だからこそ、健やかな成長をサポートできる環境を作りましょう。育った家の思い出は、大人になっても心に刻まれていきます。空間工房LOHASでは、老後も快適に暮らせる平屋や1.5階建てなど、子育てをしながらおしゃれな暮らしを実現したいお客様にも寄り添ったご提案をしています。
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