スペイン建築紀行その9

2009年1月23日

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寺崎幸治

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寺崎幸治

先日に続き、スペイン建築紀行です。
こうして振り返ってみると、わずか１週間弱の滞在ですが、スペインは見所満載の国でした。
いかにも権力を象徴するようないかつく、ぎょうぎょうしい建築ではなく。
自然との融和。
キリスト教・イスラム教といった異文化の融和。
柔らかい曲線、職人の手仕事の跡。
石・漆喰（石灰）・瓦・木といった自然素材。
こういった点があるので、とても無理なく自然に馴染める感じがしました。
今日紹介する、コルドバのユダヤ人街もその一つです。
白い壁に花の鉢が飾られた可愛らしい細い路地。
路地につながって小さい広場が憩いの場になっています。

白い壁一杯に花の鉢が飾られた花の小道。

所狭しと。

白い壁に緑。心が和みませんか？

きっちりとはからずに、おおまかな位置で取り付けているのがいいのかも。

これはかなり勢いがありますね。

路地につながった広場。
こういう、外の壁に階段がついた感じが好きです。
いつかどこかで、やってみたいです。

別の小さな広場の奥にある水場。オアシスのよう。

マンホールのデザインもそれぞれ違いました。

開口部のつくりも、それぞれ趣向をこらしています。

これもとりたてて凄いというわけではないです。でも、使いやすそうだし味わいもあり、とてもいいと思います。
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