日曜日に大井川の木で家を造る会主催の講演会に参加してきました。
山本ふみこさんという日常の些細なことをやさしい視点でとらえている方でした。
何気ない日々のくらしの中でも、感じ方・とらえ方によって大きな違いが出てくるんだなと感心しました。
同じことでも、日頃私では考え付かない観点でのものごとのとらえ方の連続でした。
例えば、今お住まいの家について、「この家と私がどれだけ親しくなれるか」とか「1年かけてこの家と対話をしてきた」という表現をされました。
とかく家といえば、使う材料や設備・間取りというように箱物・ハードの観点ですよね。
それが、家と対話をするという全く違ったアプローチをします。
物に愛着をもって接しているということ。
そして、家という箱の中に、くらしという中身をつくっていくこと。
くらしをつくっていくためには、きちんと自分や家族と向き合うこと。
家と向き合うことが大事なんですね。
この方のお話を聞いていると、日々のくらしの中にささやかだけど、でもあたたかい
発見がたくさんあることがわかりました。
惰性で日々を送っていると、毎日があっという間に過ぎてしまいます。
言葉を大切にして、毎日を大切にしていきたいと思いました。
長持ち木造.com