初霜の頃

2009年10月26日

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寺崎幸治

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寺崎幸治

初霜といってもまだ先のことだと思いますよね。
二十四節季でいえば、今頃は霜始降（しもはじめてふる）。
間近にせまる冬の訪れを肌で感じ、火の暖かさが恋しくなる。
早々と寝につく。
こんな夜を重ねる翌日、朝早く目覚め窓を開けると外は真っ白、
秋の終わりを告げる初霜である。
霜は、空飛ぶ雁の翼を漏れて降るともいい、霜の白さをたとえて「老いの白髪」
をいう例もあり、霜夜の寒さは格別である。
いよいよ本格的な冬支度を整えていくことになる。
というのが古来、
霜始降
という今頃の情感をの風景だそうです。
数字面で言えば、霜を結ぶのは気象台や観測所の最低気温が
３度以下になるような時。
気象台や観測所では高さ1.5メートルのところで気温を測っているそう。
地面近くの気温は約０度以下に下がるころとなるそうです。
最低気温が０度以下となると、静岡の平野部ではまだまだ身近のことではないですね。
温暖化の影響も大きいでしょう。
我が朝霧高原では、標高７００メートルということもあり、昨晩は肌寒さを感じました。
といってもまだ冬服を出していなくて、肌着の上に薄でのスエットだけだったので無理もない
ですね。
流石に、バタバタと冬服への衣替えをしました。
それでも明けて朝起き掛けの外は雨模様もあり、まだ初霜とはなりませんでした。
これから冬に向けての日々の変化が、少しずつ、でもある日突然に起こっていくでしょう。
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