先代、先々代より長きに渡り受け継がれてきた森林があります。
その山の木を使って、自分の家を建てたい。
そんなお施主様の思いを受けて、今回の家づくりが始まりました。
設計段階と並行して、山の木をどうやって伐採して使っていくかの検討がありました。
伐採は地元の富士森林組合さんが引き受けてくれることに。
富士森林組合さんとしても、このような取り組みは始めての例ということで、
組合を上げての協力体制で臨んでくれました。
伐採前に何度も打ち合わせと現地での検討をおこない。
伐採後の製材乾燥を引き受けてくれた、富士ひのき加工共同組合さんとも打ち合わせを重ねました。
山主さんが山に木を植えて数十年をかけて育てます。
その間に、膨大な時間と人の手が加わっていきます。
育った山の木を、伐採するのも単にきるのではなく、あとあとの山の生育のことも考えて計画を立て、
伐採します。
伐採する木を選ぶのも、経験が必要です。
木の外側からこれが使えるか、中の様子はどうかと予想して選木をします。
そして、その木を切り倒してから外に運び出す為の方法の検討も重要な要素。
何せ相手が大きいですし、生き物なので手がかかります。
そして、伐採した後の丸太を製材して、柱や梁に加工していきます。
この段階で、丸太を生かしてどのように角材を切り出し行くかも、経験と技量が必要な重要な作業です。
そうやって、長い年月と多くの人の手によってやっと、家で使う柱や梁が出来上がってくるわけです。
ここまでの段階は家づくりにおける前半部分といえましょうか。
続いて、建築現場での工事が中半部分。
そして、家が出来あがってお施主様がお住まいになられてからが、後半部分となります。
今回の家づくりは、その家づくりの前半部分にも関わることが出来ました。
そしていよいよ中半部分の現場での工事を始めるにあたって、
お施主様と施工業者との顔合わせとしての着工式を行いました。
今回は伐採を担当してくれた富士森林組合さんの事務所をお借りしました。
出来立てほやほやの事務所で、気持ちのいい着工式でした。
ご自身の山の木を使った家づくりは、最近では珍しいことのようで、
岳南朝日新聞が取材に来てくれました。
取っている方は見てみてください。
地元しずおかの木で、長く快適に住み継げる木の家に住みませんか?
そして、地元の森を元気にして、お子さん・お孫さんの代に豊かな環境を残していきましょう。
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