健康・省エネセミナー。
今日は、調査研究の中心人物である慶応大学理工学部の 伊香賀俊治教授のお話を紹介しますね。
全国で行っている、豊富な調査結果に基づく、具体的で説得力のあるお話でした。
これは冬季死亡率の数を県別にまとめたもの。
残念ながら、静岡は全国で悪い方の7番目だそうです。
どうも、温かいところほど、家の断熱が低く、その為冬季の死亡率が高くなると。
私の体験でもそうでした。大学時代札幌で過ごしましたが、北海道の冬なのに家の中は静岡の実家のほうが
よっぽど寒く感じました。
これは住環境を改善して健康長寿につなげられないかという研究調査の内容がNHKで放送された時のもの
逆に暖かい家だと、健康寿命が伸びるそうです。
これは幼稚園で床の違いと園児の活動量の違いの研究調査。
無垢の床で床暖房(OMソーラーでしょう)の床で過ごす園児の活動が活発になる。
低体温症だとかありますが、身体活動量の多い園児の体温は良好になるそうです。
そして、暖かい園舎では欠席率も少なくなると。
特養老人ホームでの研究調査。
暖かい施設ほど要介護度も下がってくるようです。
様々な研究調査から、室温と健康の相関関係がとても良くわかりました。
やはりショックなのは、静岡の家は寒い。という事実です。
温暖な気候風土が裏目に出てしまっている状況を改善していきたいですね。
次回は、静岡出身の福島先生の話を紹介させてもらいます。
いいものxつなぐ
モクリエのワークショップ
と題して、LOHASの事務所の1階の体感ショールームmokurie(モクリエ)にて、
定期的に価値観のあう作家さんに来てもらって、ワークショップをやっています。
次回のワークショップは11月13日(日)。
沼津で木工をやられている「さんろく工作社」さんの齋藤さんに来てもらいます。
何と、数百年、数千年のいにしえから、土の中で眠る「神代木」を削り、磨き上げ、
「木のたまご」をつくるというとても意味のある内容です。
そして、今mokurieでは、さんろく工作舎さんの作品の展示をしています。
宮沢賢治のものがたりの世界に出てきそうな雰囲気のある作品です。