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光熱費の価格高騰の今後の予測|省エネ対策ができる住宅のポイントについて富士市の工務店が解説

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光熱費の価格高騰
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最近では様々な価格高騰についてニュースでも取り上げられています。

食材や電気製品など幅広い分野で値上がりが起きており、光熱費においても値上がりが起きているため家計の負担が大きくなっています。

今回は光熱費の価格高騰について説明するとともに、高気密高断熱の住宅をつくるLOHASならではの光熱費を抑えるための家づくりのポイントについて説明をしていきます。

これからの家づくりは、ランニングコストを抑えることがポイントになりますので、省エネや節約に関心のある方はぜひ参考にしてみてください。

 

電気料金の推移について

電気料金の推移

まずはじめに、電気料金の推移について見ていきます。

冬の時期になるとエアコン等の暖房機器を使う頻度も多くなり、毎月の電気料金が高く困っている方も多いのではないでしょうか

下記のグラフは東京電力の平均モデルの電気料金の推移を表したものになります。

平均モデルの電気料金

出典:東京電力 平均モデル電気料金より

 

近年では2021年1月を境に価格が高騰している傾向にあり、2022年3月には8,244円という数値になっています。

2021年1月と比較をするとおおよそ1.3倍の金額にまで上がっているのが現状となります。

今後もこの電気料金の高騰は続くと考えられ、その原因等については下記の章で説明をしていきます。

 

値上がりの原因

電気料金の値上がりの原因

ここからは、電気料金の値上がりの原因について解説をしていきます。

値上がりの原因についてはいくつか理由があげられますが、ここでは大きく下記の3つについて説明をしていきます。

 

  • 石炭と天然ガスの価格高騰
  • 再エネ賦課金の値上がり
  • 電力の供給量不足

 

石炭と天然ガスの価格高騰

まずはじめの理由として挙げられることが、石炭と天然ガスの価格高騰になります。

なぜ、石炭や天然ガスの価格高騰が電気料金の値上がりにつながるのでしょうか。

その理由としては、日本国内の発電量の多くを占めている火力発電が関わってきます。

日本の発電のうち約7割は火力発電が占めており、その燃料となるのが石炭や天然ガスになります。

そのため、石炭や天然ガスの価格が高騰することで、電気料金が上がることに直接影響します。

また、近年ではロシア・ウクライナの不安定な情勢も影響しており、輸入・輸出においても制限される動きがあるため、今後も燃料の価格高騰は続くものと考えられます。

 

再エネ賦課金の値上がり

次に、再エネ賦課金の値上がりも電気料金の値上がりにつながってきます。

「再エネ賦課金」とは「再生可能エネルギー発電促進賦課金」のことを示しています。

再生可能エネルギーで発電した電気を買い取りする際の費用は、全国一律の単価で定まっており、電気の使用量に応じて賦課金としてお客様が負担する仕組みとなっています。

 

再エネ賦課金においては1kWhあたりでの金額が決まっており、10年間を比較すると2012年は1kWhあたり0.22円であったのに対して、2022年は1kWhあたり3.45円と大幅に値上がりが起きています。

 

こちらにおいても今後も増加傾向にあるため、電気料金の高騰に影響してくると考えられます。

 

電力の供給量不足

そして、最後に電力の供給量不足も影響しています。

その1つの要因となっているのが、国内の火力発電所が不足していることです。

現在では火力発電所の老朽化が進んでおり、採算の取れない古い発電所については休廃止している場所も多く存在しています。

そのため、全体の発電量が減ってしまえば市場価格が高騰し、電気料金を上げざるを得ない状況となります。

 

新たに火力発電所は設置されるものの、今後も火力発電所が廃止される傾向は続くため減少傾向に変わりはないと予測されています。

そのため、国内全体の電気量はひっ迫する状況となり、それに伴い電気料金も上がると考えられます。

 

2023年以降の値上がりについて

電気料金の値上がり

ここまでは、電気料金の値上がりについて説明をしてきました。

では、2023年以降の電気料金はどのように推移していくのでしょうか。

 

結論としましては、2023年以降も電気料金は上がると考えられます。

 

大きな要因の1つとしても考えられるロシア・ウクライナ問題は先が見えず、長期化することが予測されます。

そのためエネルギー源となる、石炭や天然ガスの輸出・輸入も縮小した状況が続くことになります。

また世界的に見ても、中国などではエネルギー需要が増加しているのが現状です。

 

しかし、石炭や天然ガスなどの供給量は限りがあるため、今後も価格が下がる可能性は低いと言えるでしょう。

代わりとなる再生可能エネルギーでの発電にも期待がされますが、実現するまでには時間を要することになります。

 

そのため今後も電気料金を削減するためにも、日頃から省エネを心掛け電気を使う必要があります。

 

高性能住宅の必要性

高性能住宅

電気料金の現状と今後の予測について説明をしてきましたが、依然として厳しい状況が続くことが予測できます。

 

そのため、今後も日頃から省エネを意識して生活を送ることが大切になります。

その際に住宅の性能について改めて考える必要もあります。

 

住宅の性能が低く、夏場・冬場に過度な冷暖房機器を使用する場合は、もちろん電気の使用量が多くなるため月々の光熱費も高くなります。

 

今後、新築やリフォームで住宅の取得を考えている方は、長期的なランニングコストを考えたうえで家づくりをしていく必要があります。

家づくりをするときに重要なポイントについては下記の章で説明をしていきます。

 

省エネにおける重要ポイント

高性能住宅による省エネ

ここからは月々のランニングコストを抑えるためのポイントについて説明をしていきます。

年々電気料金が高騰している中で、日々の電気使用量を抑えて生活することはより重要になります。

 

省エネをするためのポイントをここでは2つ説明をします。

  • 断熱性能の向上
  • 熱交換換気による熱ロス削減

 

断熱性能の向上

まず1つ目に、断熱性能の向上が必要になります。

家の中の温度については外気温が大きく影響してきます。

 

そのため、断熱性能の低い住宅であれば外気温の影響を受けやすく、夏場は暑く、冬場は寒い状態になります。

エアコンなどの冷暖房機器を使用する頻度も多くなり、月々の光熱費が上がってしまいます。

 

しかし、家の中の断熱性能を上げることで外気温の影響を受けにくくすることができるため、年間を通じて空調の使用頻度を抑えることができます。

断熱性能を上げることに加えて、気密性を上げることで室内温度を変化しにくくすることにもつながります。

参考コラム:高気密・高断熱は必要なの?メリット・デメリットを富士市の工務店が解説します。

 

 

熱交換換気による熱ロス削減

次に、熱交換換気システムを活用することも電気料金の削減につながります。

 

熱交換換気は室外から取り込まれる新鮮な空気に、室内から排気される冷・暖房された空気の熱を移して、熱交換する仕組みになります。

例えば、冬であれば外から入ってくる空気は冷たく、室内の温度を下げる原因になります。

そのためエアコンを動かす力も大きくなり、電気使用量の増加につながります。

 

しかし、熱交換換気を使用することですでに温まった空気を室内に取り込むことができ、室内の温度を下げずにすみます。

そうすることで暖房機器の使用を減らすことが可能になります。

 

熱交換換気については下記の住宅事例でも紹介しているので参考にしてみてください。

施工事例はこちら→パッシブハウス(passivhouse) in 静岡,富士宮市

 

まとめ

今回は光熱費の価格高騰について説明するとともに、今後の値上がりの予測についてお伝えしました。

不安定な世界情勢や電気供給量の逼迫により、今後も価格の高騰は続くと考えられます。

その電気料金を少しでも抑えるためには住宅性能を向上させる必要があります。

高性能住宅によって日々のランニングコストを抑えるとともに、快適な生活が送れる事をぜひ体験してみてください。

 

空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。

また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

施工事例はこちら→パッシブハウスin静岡,富士宮市

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