こんにちは。
空間工房LOHAS R+house 静岡清水・富士の袴田です。
皆さんがお家づくりを考える時に重要視するものとは何でしょうか?
見た目のカッコよさ、間取りなどいろりろあるとは思いますが、
ずっと住み続けても「家の資産価値が下がらない」というのも大事ではないでしょうか。
現在、日本の住宅は残念なことに約30年で価値が無くなってしまうと言われています。
しかし、アメリカやイギリスなどの国では30年後も価値が下がらない、それどころか
中古住宅の方が価値が高い!なんてこともあるのです!!
▲古ければ古い程価値が上がるイギリスの家
では、なぜ同じ先進国なのにこんなにも開きがあるのでしょうか?
それは自分たちで修理をしたり、DIY文化が根強いため、何世代にもわたって住み続ける
という前提で建てられるアメリカやイギリスに対して、日本では常に建設中の工事現場を
見かけるように、修理をするなどの手間をかけるよりも、壊して立て直す方が手軽なもの
となっていて、家さえも捨てて買い換えるという文化が根付いてしまっているからです!
折角、家をたてるのに自分の代で住めなくなってしまうのでは勿体ないですよね。
その為に、「メンテナンス」が必要なのです。
また、日本の住宅は質が重要視されない傾向にある為、施工10年でメンテナンスが必
要になることを前提に建てられる家が多いのも原因の一つだと思います。
▲日本の家
「良いものを長く使う」これが日本人の本来の姿ではないのでしょうか。
という訳で、「生活」という意味で元料理人の私がお伝えするメンテナンスのお話。
それは、家で料理をする方なら毎日使うであろう「包丁」の砥ぎ方についてです。
今、皆さんは切れなくなった包丁をそのまま使っていませんか?
切れない包丁を使うと食材の味・触感・痛みやすさなど様々な影響があり、
切りづらいので包丁を握る手にも力が入り怪我にもつながります。
その為、包丁も使う頻度によって定期的なメンテナンスが必要なのです。
今回もイラストでご説明いたします。
実際にやりながら説明する方が伝わりやすいと思うので興味のある方は
いつでもご相談ください!
使用する砥石は「中砥1000番と仕上げ4000番」が個人的には好ましいです。
イメージ的には「中砥で削って仕上げで磨く」といった感じですね。
「仕上げ」をすることで切れ味が格段に上がり、長持ちもします!
刃がボロボロになるまで使わない限り、
普段の砥ぎは「仕上げ」だけでも充分なくらいです。
因みにうちのおじいちゃんはもともと刃渡りが30cmの包丁を何十年も砥ぎ続けて
最終的にはペティナイフくらいのサイズになるまで使っていました!(笑)
どんなものも定期的なメンテナンスをしていくことで
長く大切に使い続けられるってことですね!
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