2020年富士市にて完成したお住まいです。
太陽の恵みを利用した「OMソーラー」と自然素材の組み合わせです。
まず目を引くのは、南側のウッドデッキ。なかなかの長さになりました。室内とお庭をつなぐこのウッドデッキは、庭仕事をしてちょっと休憩をしたり、夏にはここでスイカを食べると気持ちよさそう。もちろん洗濯物を干したりと日常的に使えるようにしております。
外装で使用している素材は「流行りのものではなく、長く使えるもの、メンテナンス頻度が少ないもの」からチョイスしています。
LOHASでは定番になっている「ガルバリウム鋼板」の屋根と外壁。一部「そとん壁」という塗壁を使いました。
できるだけ簡単に長く使いたいですからね。
室内は、OMソーラーの家らしく開放的な空間になります。
OMソーラーの仕組みを簡単にお伝えしますと、
屋根で温められた空気を上手に室内(床下)に取込み、床に設置されたスリットから少し温められた空気が上がっていく。これを吹抜を介して循環させることにより家の中を均一に暖かく(寒くない程度)にしていきます。
その吹抜がこのお住まいの特徴。
吹抜にネットを張りました。
落下防止はもちろん、お子様が遊んだりとユニークな仕上げです。
[仕様]
延床面積:112.62㎡(34.00坪)
屋根:ガルバリウム剛板タテハゼ葺
外壁:ガルバリウム鋼板、そとん壁
床:1階、2階_富士ひのき無垢フローリング厚15mm
サッシ:サーモスXトリプルガラス(LIXIL)
UA値 0.37W/m²K(G2レベル)
C値 0.1 ㎠/m²