シンプルモダンで自然の優しい風合いを感じられるナチュラルな家づくりは、世代を問わず人気があります。
この記事では、ナチュラルな家のおしゃれな外観やデザイン、施工実例についてもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
Contents
そもそもナチュラルな家ってどんな家?
自然の風合いを感じられるナチュラルな家は、人気が高く多くの人に受け入れられています。
ナチュラルな家とは、どのような特徴があるのでしょうか。
心地よく長く住める家
ナチュラルな家の特徴は、自然素材を多く使用した優しい雰囲気の住宅です。
シンプルで飽きのこないデザインなので、子どもを育てている人やや高齢者など、広い世代に受け入れやすいのも魅力です。
心地よい空間なら家事をするのもはかどります。
暮らしやすいナチュラルな家は、長く住める家でもあるのです。
自然素材を使用した家
ナチュラルな家は、無垢フローリングや漆喰の塗り壁など自然素材をたくさん使っています。
自然を感じられる家は、おしゃれなデザインなのはもちろん、体にもやさしく小さなお子様やペット、高齢者も安心して暮らせます。
自然の力を利用した省エネ住宅
ナチュラルな家は、外観や内装だけではなく、地球環境に配慮していることも大切な要素です。
自然の力を利用して快適に暮らす「パッシブハウス」や高断熱、高気密で少ないエネルギーで部屋を快適にする省エネの注文住宅などもナチュラルな家といえます。
自然素材を利用するだけでなく、環境に優しいというのもナチュラルな家の特徴なのです。
植物や庭づくりが楽しめる家
ナチュラルな家は、暮らしの中で自然を感じられるのも魅力のひとつです。
庭やテラス、ウッドデッキでガーデニングを楽しんだり、家庭菜園をしたりするのも良いでしょう。
室内では、壁掛けのリースやプランターをハンギングするなど、緑を身近に感じられるのもナチュラルな家です。
ナチュラルな家のメリット
新築住宅をナチュラルな家にするとどのようなメリットがあるのでしょうか。
心と体が満たされるようなメリットがたくさんあります。
天然素材が体に優しい
ナチュラルな家は、無垢材のフォローリングや漆喰や珪藻土の壁など多くの天然素材を使います。
自然素材は、体に優しいのがメリット。
一般的な家で使用する素材と異なり化学物質が含まれないことから安全性が高く、シックハウス症候群やアレルギー発症のリスクを抑えられます。
無垢材は、天然の調湿効果があるといわれ、雨の多い時期は湿気を吸い、乾燥する時期は、水分を放出して適度な湿度を保つのも特徴です。
また、木の独特の香りはリラックス効果があるといわれます。きれいな空気の室内でリラックスできるので、健やかな体づくりが可能です。
淡い色使いでリラックス
ナチュラルな家は淡い色使いもポイントです。
白やベージュ、アイボリーのような淡い色、または、アースカラーと呼ばれる大地や植物などの自然をイメージした色使い。
落ち着いた配色により、心もリラックスできるのがメリットです。
ただし、色を多用するのは禁物。使用する色は3色までにすることで、まとまりのあるナチュラルな家に仕上がります。
明るく風通しの良い家
ナチュラルな家は、自然光を取り入れ、風通しをよくする窓の配置にもこだわります。
土地の周辺環境により採光がしにくい平屋などには、吹き抜けを設置して高い位置から光が降り注ぐ間取りにするのもよいでしょう。
明るい太陽光が入り、通風ができる快適な住まいを実現できます。
高断熱や高気密も組み合わせれば、一年中快適な省エネ住宅となります。明るい家はそれだけで開放感がありおしゃれな見た目になりますよ。
経年劣化を楽しめる
無垢材などの自然素材を利用するナチュラルな家を建てると、経年劣化を楽しめるのもメリットです。
年月が経過すると独特の風合いがでる無垢材は、使えば使うほど愛着がわくはず。
ビニールクロスや合板のフローリングでは、経年劣化は楽しめず、リフォームやリノベーションで交換することが多いです。
ナチュラルな家は、家を大切に扱うという気持ちも芽生えるため、長く楽しめますよ。
ナチュラルな家【外観の特徴】
ナチュラルな家は、メリットがたくさんあることがわかりました。
コツをおさえればナチュラルでおしゃれなデザインになります。
木材をアクセントに
ナチュラルな家の外観は、木材をアクセントにするのがおすすめ。
自然を感じられる木材や木目の素材を玄関ドアや窓枠、門柱に設置するだけでも、おしゃれな外観に仕上がります。
木材をいくつかの場所に使用する時は、木目や質感を統一することを意識するとバランスの良い外観になりますよ。
植栽を楽しむ
家の周りにシンボルツリーを植えたり、玄関、門柱などの周りに植物を植えたり、庭でガーデニングをしたりと、植栽を楽しむこともナチュラルな外構にするコツです。
植物は季節によっても紅葉や花を咲かせるなど変化が見られ、自然を楽しめる醍醐味でもあります。
ナチュラルな家に仕上げるには植栽を楽しむのもポイントです。
外壁に使用する素材のカラーは主張を抑える
ナチュラルな家の外壁に使用する素材は、カラーの主張を抑えましょう。
原色を使用すると、淡い自然なイメージから遠ざかってしまいます。
ナチュラルな家の外壁は、優しい色使いで木材や主張しない色をアクセントに、仕上げましょう。
ナチュラルな家【内装の特徴】
ナチュラルな家に仕上げるには、一日を多く過ごす内装にもコツが必要です。
ポイントをおさえれば、長く楽しめる住まいになるはずです。
自然素材を多用する
ナチュラルな家の内装にこだわるなら、自然素材を多く使うのが大きなポイントです。
無垢材をフローリングに、壁には漆喰、珪藻土など自然の温かみを感じられる素材を使用しましょう。
自然素材は体に優しいのはもちろん、リラックス効果もあります。
手に触れられる場所に配置すれば、触れた時の心地よさも感じられます。
自然素材は視覚や嗅覚だけではなく、手足でも触れられるようにしましょう。
照明にもこだわりを
照明にこだわりを持つとナチュラルな家がよりおしゃれになります。
天井に埋め込むタイプのダウンライトを中心にすれば、部屋全体に圧迫感がなくなりスタイリッシュに仕上がります。
木の素材を活かしたシェードの照明器具もナチュラルな家では人気が高いです。
またペンダントライトを使用するのもおしゃれ度がアップ。
照明は、電球色にすれば、自然素材との相性も良く、あたたかみのある内装になります。
室内もグリーンを取り入れる
ナチュラルな家の室内には、観葉植物や多肉植物などグリーンを取り入れるのもポイント。
アイボリーなどの淡い色や素材に、自然が大いに感じられる植物は相性抜群です。
植物は多く置き過ぎると、室内に圧迫感がでてしまいます。
家具やインテリアとのバランスを考えて配置するのがおすすめです。
ナチュラルな家のテイスト
ナチュラルな家と一言でいっても、いくつかのテイストがありどの種類も人気があります。
ここからは、ナチュラルな家には、どのようなテイストがあるのかをご紹介します。
じっさいに建てられているカフェなど自分の好みの店舗を参考に、アイデアを集めるのもおすすめですよ。
ナチュラルモダン
ナチュラルモダンとは、クールでスタイリッシュな雰囲気のモダンスタイルと、自然を感じられるナチュラルテイストが組み合わさったものです。
モダンテイストをベースとして、ナチュラルテイストをミックスするのがポイント。
白やアイボリーなどナチュラルな色と、木材やグリーンをアクセントに組み合わせると完成します。
ナチュラルフレンチ
フランスをイメージしたナチュラルフレンチテイストも人気があります。
ガーリーとエレガントさが組み合わさったおしゃれなデザインです。
壁や建具などをすべて白いカラーにして統一感を持たせるとフレンチな印象に。
同じ白でも、素材を変えることで遊び心が加わり、よりおしゃれに。フレンチの要素としては、くすみのあるグリーンやブルーをアクセントに選ぶとより洗練されます。
ヴィンテージナチュラル
ヴィンテージナチュラルの基本は、淡い色合いや自然素材を利用したナチュラルテイストにヴィンテージ感のある要素をプラスしたもの。
ベースはシンプルに濃い色の木材や梁で設計し、家具やインテリアもヴィンテージ感のあるものをアクセントにチョイスします。
かっこいい落ち着きのあるデザインが好きな方にはおすすめのテイストです。
北欧ナチュラル
北欧ナチュラルは、シンプルなスペースにかわいい北欧デザインを組み合わせます。
ナチュラルテイストの中でもあたたかみのあるテイストです。
自然界にある色や素材を中心としたデザインや、やわらかさを感じる北欧家具などを取り入れます。
パステル調の淡い色やポップな壁紙や家具、雑貨も似合うのでおすすめ。
アーチ状の入口や曲線のあるチェアなどを取り入れるとより北欧テイストになります。
和風ナチュラル
日本で長く親しまれてきた和風とナチュラルを合わせたものが和風ナチュラルです。
レトロで懐かしさのある雰囲気です。
LDKに小上がりなどで和室をつくったり、古材風の内装材や梁などを使用したりと、アンティークなイメージをつくるのもおすすめ。
古民家に似た雰囲気にもなりますが、ナチュラルな要素を取り入れることで、親しみのある現代風なデザインになります。
自然素材を多用することで、経年劣化を楽しめるのも和風ナチュラルの魅力です。
住宅地でも光が降り注ぐ家【施工事例】
自然が好きなオーナー様の施工実例です。
住宅地にありながらも光が良く入る明るい家づくりを希望されていました。
床は富士ひのきをはり、食器棚も木材で造作。リビングには、2階からの光がよく降り注ぐ家になりました。
キッチン前のカウンターには椅子を置く代わりに、畳のBOX収納を設置、畳に座りながら心地よく食事ができます。
フェンスで囲み、プライバシーを確保したお庭では家庭菜園を楽しめます。
キャンプグッズが入る玄関の土間収納もあり、小屋裏は家族で楽しめるホームシアターになる予定です。
自然好きの方の理想が多くつまった家が実現しました。
[仕様] 延床面積:108.48㎡(32.82坪)屋根:ガルバリウム剛板 外壁:ガルバリウム剛板+そとん壁
床:富士ひのきフローリング 太陽光発電+澄家(24時間換気) サッシ:サーモスX ペアガラス LIXILグランデルII |
長く楽しめるナチュラルな家をプランニングしよう|まとめ
ナチュラルな家は、多くのメリットがあります。
自然素材と淡い配色を使用した飽きのこないデザインなので、長く心地よく楽しめるのが良いところです。
シンプルな内装は、インテリアを変えたくなった時でも比較的変更しやすいので、雰囲気を変えながら住み続けられます。
ナチュラルな家を建てるには実績のある会社や工務店を探し、依頼することをおすすめします。
土地の特徴や希望に合わせた適切な木材や工法、アフターのサービスや保証も提案できるからです。
まずは、情報集めが大切。
インターネット検索で、ハウスメーカーや施工会社のサイトのページや施工事例、写真や口コミ、関連のお役立ちコラムを見てみましょう。
無料の資料やカタログ請求で詳細の確認をしたり、自宅のエリアのモデルハウスや展示の見学イベントに行ってみたりするのもおすすめ。
情報を集めることで、サポートの体制が整った信頼できる店舗を見つけられるはずです。
不明な点は、電話やメールなどで気軽に問合せしましょう。
ぜひこの記事を参考にナチュラルな家を検討いただければうれしいです。
著者情報
寺﨑幸治
空間工房LOHAS代表。「富士山のエネルギーを紡いだ木を活かし、家族の思い出を畳みこんで、住めば住むほど心身共に 健康になり子の代まで価値ある資産として住み継いで行ける、自然素材の家づくり」を平成17年から続けている。2022年現在建てた住宅は200棟以上。 輸入には頼らず、静岡県富士市にあり、地産地消で森を守りながら次世代まで永く住みつなぐ家を造る。
空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。
また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。
施工事例はこちら→住宅地でも光が降り注ぐ家 in 清水
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