CMやネットで「100年住宅」という言葉を聞いたり見たりしたことはありませんか?
100年、と聞くと想像もできないかもしれませんが、やっぱり「長持ちする家」がいい!という人が多いのは当然です。
今回は「長持ちする家のポイント」について解説します。
建築に詳しくない方でも、これから建てる注文住宅を少しでも長くきれいに丈夫に、心地よく暮らせる家にするために必要なことがわかるように紹介します。
家づくりを検討している方はもちろん、いつかは家が欲しいなと思っている方もぜひ参考にしてください。
Contents
家の寿命とは何年が平均?
長く住める家、と言ってもそもそも家ってどれくらい持つものなの?という点が疑問ですよね。
以下は、家の造りごとの平均寿命です。
・木造住宅22年
・鉄骨造34年
・鉄筋コンクリート造47年
木造住宅が平均寿命22年、と聞くと短く感じるかもしれません。
しかし、これは何も手入れやメンテナンスをしなかった場合、と考えて良いでしょう。
定期的に手入れをしたり、必要に応じたメンテナンスを丁寧に行えば木造でも100年住み続けることは可能。
実際に古いお寺や神社などは長く持つ木造建築として知られています。
これからは100年住める家を目指す
木造住宅を長く持たせるための手入れやメンテナンスは、もともとの家の造りによって難易度が異なります。
まずは、手入れやメンテナンスが最小限で済む家であることが大切です。
これから建てる家は、100年住める家。
長持ちする家の特徴をしっかりと押さえて、安心できる家づくりを進めていきましょう。
長持ちする家の特徴
「長持ちする家の特徴って何?」と疑問に感じる人は少なくありませんよね。
以下では、長く住める家にするために必要な「家の特徴」について紹介します。
耐震性
地震大国である日本の家に欠かせないのは「耐震性」ですよね。
地震はいつどこで起こるかわからず、特に近年はまったく予想ができません。
もしも、万が一のときに耐震性が高い家であれば少し安心できるかもしれません。
耐震性については、建築上の義務がありますが、その上で少しでも耐震性が高い家を建てることをおすすめします。
耐久性
家の「耐久性」と聞くと経年劣化は仕方ないのでは…と思うかもしれません。
しかし、今は家の造りで経年劣化を遅くできます。
近年の気候変動により、同じ家でも以前は問題なかったことが、今では大きなダメージとなることも。
木造であっても、耐久性を高める工夫がされた家は、長く持ちやすい傾向にあります。
耐水性
雨や雪などから家を守るための「耐水性」も重要です。
特に近年は大雨やゲリラ豪雨などの水害も増えています。
高い耐水性を備えた家でなければ、長く住むことはできないでしょう。
木造だからこそできる耐水対策もあります。家を長持ちさせるためだけでなく、家族の安全のためにも耐水性には力を入れておきたいものです。
可変性
「可変性」とは、リフォームや改築がしやすい家の造りのことです。
家も人も歳を取ります。家の傷み具合や、住む人の年齢や暮らし方によってリフォームが必要になることもあるでしょう。
現に長持ちしている家の多くは、リフォームや増改築を重ねながら家族を守っています。
メンテナンス性
最後は「メンテナンス性」が高いことです。
メンテナンス性が高い家とは、簡単に言えばメンテナンスがしやすい家のことです。
家の造りによって、メンテナンスのしやすさは変わります。
特殊な構造や、入り組んだ設計だとメンテナンスが困難になり、結果として定期的なメンテナンスができない、ということになってしまうのです。
100年続く家づくりのポイント
ここからは、注文住宅を建てる際におすすめしたい「100年続く家づくりのポイント」について紹介します。
ハウスメーカーや工務店との相談の際に、以下の5点について不明点を聞いておくと良いかもしれません。
紫外線や雨から家を守る形状
家は常に紫外線や雨風にさらされています。
家を長持ちさせるためには、紫外線や雨、風からのダメージを最小限に押さえる形状であることが欠かせません。
紫外線を避けるための大きな庇や、雨水や雪が溜まらない屋根など、家そのものの形状によって劣化を遅らせることは可能です。
家を建てる地域の気候の特徴や対策などは、信頼できる工務店のスタッフに確認してみることをおすすめします。
結露を防ぐ断熱性
寒い冬に発生しやすい結露は、家を傷める要因のひとつです。
結露は室外と室内の温度差によって発生します。
結露が発生しにくい家にするには、高い断熱性が必要。
断熱性が高い家は、室内の温度を保ちやすいため、電気代の節約にもなりますよ。
家を長持ちさせるだけでなく、高騰が続く電気代対策としても断熱性を高めておきましょう。
定期的な白アリ調査
木造住宅で心配なのが白アリです。白アリが発生して放置すると、家のあちこちが傷んでしまいます。
白アリが発生しにくい素材を使うのはもちろん、定期的な白アリ調査もしておくと安心です。
また、白アリは繁殖力が高く一年中繁殖を続けます。年に一度は点検をする、などあらかじめて比較的短いスパンでの白アリ調査を予定しておくと良いでしょう。
適正な湿度管理
木造住宅は素材が呼吸をしています。そのため、過度な湿度や乾燥は家を傷める原因に。
湿度と聞くと良いイメージを持たない方も多いかもしれませんが、木には適切な湿度も必要です。
室内の換気システムを充実させるなどして、適度な湿度が保てる仕組みにするのがおすすめ。
家の窓を使った効率の良い空気の通り道を作る、など湿度や乾燥についてはさまざまな解決方法があります。ぜひ担当スタッフへご相談ください。
点検しやすい水回り
木造住宅は乾燥しすぎも良くありませんが、水気に弱いという性質があります。
そのため、水回りから傷みが広がることが珍しくありません。
水回りからの腐食を防ぐために必要なのは、定期的な水回りのメンテナンスです。
日頃から水回りを点検しやすいような造りを意識しておきましょう。
たとえば、配管部分などが簡単に見えるような仕組みであれば、水漏れなどに気がつきやすくおすすめです。
空間工房LOHASは100年住める家づくりをお手伝い
空間工房LOHASは、静岡県富士市にある工務店です。
腕の確かな職人が、お客様の理想の家を建てます。
先にお伝えした断熱性が高い家も空間工房LOHASにおまかせください。
パッシブハウス認定工務店の空間工房LOHASが、冬は暖かく夏は涼しい、快適な家をご提供しますよ。
まずはお問い合わせ、ご来店ください。
モデルハウスで木の家づくりを体験していただけます。
【まとめ】長持ちする家には秘訣があった
今回の記事では「長持ちする家」について解説しました。
なんとなく「長く住める家がいいな」と思っていた、という方が具体的な長持ちのポイントを知っていただけたのならうれしいです。
空間工房LOHASでは、地域に詳しい土地勘のあるスタッフがお客様の家づくりを一からお手伝いします。
自然に恵まれた富士市での家づくりは、お気軽なご相談からスタート!
著者情報
寺﨑幸治
空間工房LOHAS代表。「富士山のエネルギーを紡いだ木を活かし、家族の思い出を畳みこんで、住めば住むほど心身共に
健康になり子の代まで価値ある資産として住み継いで行ける、自然素材の家づくり」を平成17年から続けている。2022年現在建てた住宅は200棟以上。 輸入には頼らず、静岡県富士市にあり、地産地消で森を守りながら次世代まで永く住みつなぐ家を造る。
空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。
また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。
静岡県で、省エネ性能の高いパッシブハウスをお考えなら、空間工房LOHASにぜひご相談ください。
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