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木の家をおしゃれにする外観や内装のポイント|メリット・デメリットや施工事例も紹介

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木の質感やぬくもりを感じられるおしゃれな家に、憧れる人は多いのではないでしょうか。

木の家は、デザイン性はもちろん、優れた機能も兼ね備えた魅力的な住まい。

ただし、木の家にはメリット・デメリットがあり、理想的な家を建てるためには外観や内装のポイントを押さえることが重要です。

今回は、木の家をおしゃれにする外観や内装のポイントやメリット・デメリットをご紹介します。

おしゃれな木の家の新築を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 木の家の魅力とメリット
  • 木の家のデメリット
  • 木の家をおしゃれにするポイント

木の家の魅力と7つのメリット

日本家屋は古くから木の家が主流であり、親しみを感じられるのが魅力です。

木の家を建てると断熱性や調湿効果などの多くのメリットがあり、快適な暮らしを手に入れられるでしょう。

ここからは、木の家のメリットをご紹介します。

1.自然のぬくもりを感じられる

木の家の最大の魅力は、木のぬくもりを感じられることです。

無垢材は、天然素材ゆえの質感や香りを味わえるのが魅力。

木には木目や節があり、人工的に作られた素材にはない味わい深い表情を楽しめるでしょう。

木の家は自然素材のやさしさを感じられ、ほっと一息つける心地よい空間を作れます。

2.断熱性が高い

木は、断熱性が高いのも魅力の一つです。

木材は金属や鉄筋コンクリートに比べ、細かな空気層があるため熱を伝えにくい性質を持ちます。

木材は急な温度変化をしにくいのも特徴で、夏は涼しく冬は暖かい室内になります。

木の家の断熱性能により、エアコン使用を最低限に抑えられ光熱費が削減できるでしょう。

3.調湿効果がある

木の家には、調湿効果があるのも魅力です。

木材は湿度が高い時は水分を吸収し、乾燥している時は水分を放出する性質があります。

無垢材は調湿効果がより大きいと言われており、一年中湿度を快適に保てるでしょう。

木の調湿効果により、結露を防ぎカビやダニの発生を抑えられるのもメリットです。

4.吸音性がある

木の家は雑音や生活音を和らげる吸音性があるのも、魅力の一つです。

音を吸収する性質があるため、プライバシーを守れます。

木の家を建てることで、静かで心地よい空間づくりが可能になります。

生活音などを極力抑えたい場合、特に大きなメリット言えるでしょう。

5.地方自治体によっては補助金がもらえる

木の家は地方自治体によって、補助金がもらえる可能性があります。

たとえば、静岡県富士市で交付される「富士地域材使用住宅取得費補助金」では、富士地域材を使った木造住宅を取得する場合に30万円が補助されます。

ただし、補助金を申請するには条件があるので注意が必要です。

「富士地域材使用住宅取得費補助金」の場合は、木材総使用量(延べ床面積1平方メートルあたり0.2立方メートルで算出)のうち、34%以上が静岡県富士市内または富士宮市内で生産された「富士地域材」であるのが条件になります。

木の家を建てる際は地方自治体の補助金を活用すると、初期費用の負担を減らせるでしょう。

参照:富士市ホームページ「富士地域材使用住宅取得費補助金」

静岡県富士市で使える新築向け補助金について、以下の記事でまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

6.転倒リスクを減らせる

木の家は、小さなお子様や高齢者の転倒リスクを減らせるのも魅力になります。

住宅の転倒事故で多いのが、階段からの転倒やフローリングで足を滑らせるケースです。

とくに無垢材のフローリングは、しなやかさがあるため足腰への負担が少なく転倒のリスクを減らせます。

無垢材は肌触りも良いため、裸足で歩くと心地よさも感じられるでしょう。

7.環境に配慮できる

木の家は木材を積極的に使用するため環境に配慮できるのも、魅力です。

住宅に多くの木を使用することは、伐採して木を植えるという森林循環が生まれ森が活性化します。

また、木材は製材する際にCO2排出量が少ないのも良い点です。

地球温暖化は世界的な問題とされているため、住宅に多くの木を取り入れる木の家は環境問題解決に貢献してくれるでしょう。

木の家の3つのデメリット

木の家には多くのメリットがありますが、デメリットもあります。

新築住宅で木の家を検討する場合は、デメリットも把握して事前に対策することが大切です。

1.雨や高い湿度に弱い

木の家のデメリットは、雨や高い湿度に弱いことです。

雨が続く梅雨や湿度が高くなり過ぎる時期は、壁の内側などの腐食が進む可能性があります。

木の家は屋根や外壁のメンテナンスをしないと、雨水が住宅に侵入しやすくなります。

また、床下は住宅内でも湿度が高い部分となり、湿気が溜まるとシロアリやカビが発生することも。

木の家は目で見えない部分も含めて、定期的な点検が必要になるでしょう。

2.経年劣化がある

木材は天然素材であるため、経年劣化があるのも理解しておく必要があります。

木材は長い間紫外線や雨風に触れていると、色や風合いが変わります。

場合によっては、古く劣化しているように見えるかもしれません。

ただし、木の経年劣化は醍醐味でもありそれを楽しめる人に木の家はおすすめです。

3.メンテナンスが必要になる

木の家は、メンテナンスが必要になるのもデメリットです。

木材は自然素材であるため、水分を吸収する度に伸縮したり膨張したりを繰り返します。

長期間木材を使い続けると、ひび割れを起こすことや反りが発生する可能性があります。

木の変化に対応し住宅の寿命を延ばすためには、メンテナンスが必要になるでしょう。

【内装】木の家をおしゃれにする6つのポイント

木の家にはメリット・デメリットがありますが、適切に木材を使用すれば快適な住宅を建てられます。

住宅の内装に木を使うことで、デザイン性がアップするのも魅力の一つと言えるでしょう。

ここからは、木の家をおしゃれにする内装のポイントをご紹介します。

1.木の梁を見せて内装のアクセントにする

木の家の内装をおしゃれにするには、木の梁を見せてアクセントにすると良いでしょう。

梁は通常壁の内側に隠れてしまうものですが、敢えてむき出しにすると木の風合いを楽しめる内装デザインになります。

木の梁を見せることで、室内がぬくもりのある空間になるでしょう。

2.木の造作家具を取り付ける

木の造作家具を取り付けると、内装に統一感が生まれおしゃれ度がアップします。

たとえば、キッチンの棚や机、カウンターなどを造作家具にするのも良いでしょう。

使いたい木や色を自由に選べば、オリジナリティあふれる家具が作れます。

造作家具は空間サイズに合わせたオーダーメイド家具になるため、無駄なスペースが削減できるのもメリットです。

3.漆喰などの天然素材と組み合わせる

木の家は漆喰いなどの天然素材と組み合わせると、おしゃれな空間が作れます。

木材が天然素材であるため、漆喰や珪藻土、畳など日本の伝統的な素材は相性が良くなります。

天然素材を多く取り入れた内装は、懐かしさがあり落ち着いた空間になるでしょう。

4.テイストを統一させる

木の家の内装はテイストを統一させることで、洗練されます。

テイストには、木の素材を活かした「ナチュラルモダンテイスト」や和風デザインを取り入れた「和モダンテイスト」シンプルな直線を取り入れた現代的な「シンプルモダン」などがあります。

自分の建てる家はどのテイストにするかを決めて、それに合わせたまとまりのある配色やデザイン、インテリアを選びましょう。

5.木の腰壁を設置する

木の家の内装に腰壁を取り入れると、木の風合いを感じられる空間になります。

腰壁は人の腰くらいの高さまで木を貼った「壁」のことです。

腰壁はインパクトもあり、木の梁や無垢のフローリングとの相性も抜群になるでしょう。

6.無垢のフローリングにする

無垢のフローリングは、木の家のデザイン性を高めるのにおすすめです。

無垢材を床に設置することで、木のぬくもりと味わいを感じられる空間づくりができます。

無垢は肌触りも良く、適度な柔らかさがあるため腰に負担がかかりにくいのも良い点。

時間が経つにつれて色味が変わる経年劣化を楽しめるのも、おすすめポイントです。

【外観】木の家をおしゃれにする3つのポイント

木の家は、外観にもこだわるとおしゃれな家に仕上がります。

ここからは、木の家の外観をおしゃれにするポイントをご紹介します。

1.軒天に木材を取り入れる

住宅の外観は、軒天に木材を取り入れるとデザインのアクセントになります。

軒天とは、外壁から軒先に出ている天井部分のことを指します。

軒天を板張りにすると、外観デザインが洗練されたイメージに。

深い軒を作れば、軒天部分の木目が目立ち存在感を出せます。

軒天に木を使用する際は、外壁はシンプルなカラー配色にするとバランスが良くなるでしょう。

2.ウッドデッキを設置する

外観にウッドデッキを設置すると、家全体のアクセントになりデザイン性が上がるでしょう。

たとえば、建物の幅に合わせた長いウッドデッキを設置することやリビングから庭に続く大きなウッドデッキを設置するなど、木の存在感を発揮する配置にするのがおすすめです。

ウッドデッキは木の家の内装とも相性が良く、家全体がナチュラルな雰囲気になります。

ウッドデッキは天然素材のものもありますが、使い勝手を考えて樹脂製のものを選ぶのも良いでしょう。

3.外壁に木を取り入れる

外壁に木材を取り入れると、木の存在感が出ておしゃれに仕上がります。

外壁は面積が広い部分のため、木材をちょっとしたアクセントに使うのがおすすめです。

天然素材を外壁に使用すると定期的なメンテナンスを必要としますが、木目調のサイディングやタイルを使用すれば耐久性が上がります。

外壁に木を取り入れる際は、外壁のカラー配色は多くても2色までとし木の味わいを活かしたデザインにしましょう。

木目調の外壁について、以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

【新築施工事例】木をふんだんに使った三角屋根の家

こちらのお宅は、外観や内装に木をふんだんに使った静岡県富士市にある空間工房LOHASが施工した住宅になります。

火山が噴火して生成された、天然素材「シラス」を主原料とした「そとん壁」という外壁材を使っています。

そとん壁は自然素材の木材との相性も良く、洗練された三角屋根の外観に仕上がりました。

リビングの天井には杉板を貼り、木のぬくもりが感じられる居心地の良い空間を演出。

木材の造作家具がアクセントになり、バランスの良い内装デザインに仕上がっています。

外観にも内装にも木を多く取り入れ、ロッジのような素敵な家が完成しました。

【新築施工事例】外壁にも木を使った自然に溶け込む家

静岡県富士宮市にある自然な佇まいが魅力である、空間工房「LOHAS」の木の家です。

外壁や軒裏は杉板張りを施し、木の質感を存分に楽しめる家が完成しました。

床は富士ヒノキのフローリングで、壁や天井にも木材をふんだんに使い温かみを感じられる内装に仕上げました。

木の梁や柱を敢えて見せることで、おしゃれなデザインのリビングになっています。

太陽熱を床下に送るOMソーラーと発電システムを導入しているのも、ポイントです。

自然の力で快適な暮らしを楽しめる、素敵な木の家になりました。

【新築施工事例】外壁素材感にもこだわったおしゃれな木の家

外壁に木材を取り入れ、素材感にもこだわった空間工房「LOHAS」の施工事例です。

正面の壁には杉板張りを施し、自然素材の塗り壁とマッチしたおしゃれな外観に仕上げました。

人の目が気にならない裏面の外壁は、ガルバリウム鋼板を設置し耐久性を重視しています。

リビングから庭へ続く部分には、幅広いウッドデッキを設置。

深い軒天にも木材を施し、洗練されたデザインの外観に仕上げています。

木材の質感を十分に感じられる、おしゃれな外観の住宅が完成しました。

まとめ|おしゃれな木の家を建てたい場合は実績のある施工会社に依頼しましょう

今回は、木の家をおしゃれにする外観や内装のポイントをご紹介しました。

木の家には多くの魅力があり、こだわりを詰め込んだおしゃれで飽きの来ないデザインを実現できます。

ただし、木の家にはメンテナンスが必要であるなどのデメリットがあります。

理想的な木の家を建てたいとい考えの方は、実績がある施工会社に依頼するのがおすすめです。

経験豊富な施工会社に依頼すると、木の特性を熟知した設計やデザイン、アフターサービスや保証についても十分な提案を受けられるでしょう。

おしゃれな木の家を建てたいと検討している方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

空間工房LOHASは、富士山の木を活用した木の家の施工実績が豊富です。

おしゃれな木の家を建てたい方は、空間工房LOHASにお気軽にご相談ください。

著者情報

望月広巳

 営業部部長。実際に家を建てる方が「暮らしを愉しむ」ために理想の暮らしをヒアリングしながら、個性やライフスタイルに合わせた設計の提案が得意です。自身でも普段の生活で日本酒やお料理、子育てを愉しむことを通してお客様に合ったプランをご提案できるように努めています。

空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。

また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

パッシブハウス

施工事例はこちら→三角屋根の白い木の家 in 三島

        →富士山と暮らす家 in 富士宮市

        →共働きご家族にもってこいの家 in富士市

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