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高齢者に優しい平屋の家の間取り3選!間取りを作るコツも解説

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子供が独立し将来のことを考えるタイミングで、高齢者世代に合った家に住み替えたいと考える人はいるでしょう。

夫婦二人が安心して暮らせる住まいを検討する際に「高齢者に優しい間取り」について疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

平屋の間取りは、バリアフリー性が高く年齢を重ねても快適に過ごせます。

今回は、高齢者に優しい平屋の家の間取りや間取りを作るコツをご紹介。

老後を見越した快適な住まいを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 高齢者に優しい平屋の家の間取り3選
  • 高齢者に優しい平屋の家の間取りを作るコツ
  • 高齢者が平屋に住むメリット

高齢者に優しい平屋の家の間取り3選

平屋はワンフロアにすべての居住空間が設けられるため、バリアフリー設計がしやすく高齢者に優しい住まいになります。

まずは、高齢者に優しい平屋の間取りを「1LDK」「2LDK」「3LDK」に分けて見ていきましょう。

1LDK

1LDKの間取りは、LDKと寝室が1部屋ずつの間取りになります。

子育てが一段落したご夫婦が、老後を見越した平屋を建てる際に最適な間取りです。

これから家族が増える予定がなく、コンパクトな空間で暮らしたい方におすすめ。

1LDKの平均的な延べ床面積は、18~22坪です。

夫婦2人で暮らす場合は、15~20畳程のLDKと6~8畳程の寝室を設けると良いでしょう。

ただし、将来介護を考えてバリアフリーにしたいのであれば、寝室やトイレ、浴室を広くしなければなりません。

バリアフリーの平屋を建てる場合は最低でも、23坪以上の延べ床面積が必要です。

2LDK

2LDKの間取りは、LDKと夫婦がそれぞれの個室を設ける間取りになります。

LDK以外の2部屋は、寝室の他に趣味の部屋や書斎にするのもおすすめ。

2LDKの平屋を建てたい場合は、20~25坪ほどの延べ床面積が必要です。

ただし、ゆったりとしたLDKや個室が必要ならば30坪程あると良いでしょう。

2LDKの平屋は2人夫婦に適した広さであり、家事動線もスムーズになります。

介護を想定した平屋にしたい場合は、介護ベッドのおける広々とした寝室を確保しましょう。

3LDK

3LDKの間取りは、LDKと他に3部屋を設ける間取りです。

たとえば、LDKと夫婦それぞれの個室、客間を設置するパターンがあります。

夫婦にプラスして、子供が住む場合にもおすすめです。

3LDKの平屋のメリットは、ゆったりとしたスペースで暮らせること。

将来介護を想定するなら、バリアフリーにしやすく車いすが通れる広い間口を設置できます。

3LDKの平屋の間取りにする場合は、27~30坪の延べ床面積が目安です。

ゆとりのある3LDKにしたいのであれば、32坪の広さが必要でしょう。

高齢者に優しい平屋の家の間取りを作るコツ

高齢者向けの平屋を建てる場合は、ライフスタイルに合わせて間取りを設計するのがおすすめです。

ただし、高齢者が生活しやすい間取りを作るにはいくつかのコツがあります。

ここからは、高齢者に優しい平屋の間取りを作るコツをご紹介します。

玄関や廊下は広めにする

高齢者に優しい平屋にするためには、玄関や廊下は広めにすると良いでしょう。

玄関や廊下が広いと車いすが移動しやすく、介護する際にスムーズであるからです。

玄関には座って靴を履けるように、椅子が用意できるスペースを確保するのがおすすめ。

玄関にはスロープや手すりも設置しておくと、移動がしやすいでしょう。

車いすの全幅は70cm以下とされているので、廊下の幅は90cm以上あると便利です。

ウッドデッキを作る

ウッドデッキを作ると、高齢者にとって家事動線がスムーズになります。

ウッドデッキはリビングなどから、すぐに外に出られるため洗濯を干すのに便利です。

室内からウッドデッキへ続く床をフラットにしておくことで、転倒しないように配慮できます。

ウッドデッキに続く窓の幅を広くしておくと、移動の際につまずくといったリスクを減らせます。

ウッドデッキは洗濯干しスペースだけではなく、趣味の場所やガーデニングスペースにするのも良いでしょう。

水回りの配置に気を配る

高齢者に優しい間取りは、水回りの配置に気を配るのも大切です。

トイレや洗面所、浴室などの水回りは、日々の生活で移動しやすい場所に設置するのがおすすめ。

トイレが寝室の近くにあると、夜中に行く際に移動がスムーズで転倒のリスクが減ります。

また、浴室、トイレ、洗面所などの間口を広くすることで、車いすが入りやすくなります。

将来介護が必要になった際に、車いす移動を想定してバリアフリーにしておくことも大切です。

水回りは設計段階で移動のシミュレーションをしておくと、高齢者でも安心して暮らせる動線が作れるでしょう。

各部屋を行き来しやすいようにする

平屋を設計する際は、各部屋が行き来しやすい間取りにしましょう。

高齢者になると足腰が弱くなり、LDKや寝室、水回りへの移動が難しくなります。

生活動線をできるだけコンパクトにして、各部屋への動線を行き来しやすいように配慮すれば移動の負担が減るでしょう。

また、各部屋が近い場所にあると、家族の様子が分かりやすくなります。

家族でお互いの気配を感じられることで、なにかトラブルがあった際もすぐに気づけるでしょう。

平屋はLDKを中心に、各部屋を近く移動のしやすい動線を確保しましょう。

平屋の価格相場

平屋価格相場は、坪単価60万円~80万円程です。

30坪の平屋で考えると、約1800万〜2400万が相場となります。

ただし、坪単価はグレードや設備の内容によって異なります。

平屋は2階建てに比べて、価格が高いことも理解しておきましょう。

平屋は土地に接する面積が多くなるため、工事費用の中でも高いとされる「屋根工事費」や「基礎工事費」がかかるためです。

平屋は、家の形状をシンプルにすることや補助金を使用すると費用負担を抑えられます。

平屋の価格相場を把握して、予算に合わせたプランニングを検討しましょう。

以下の記事でも詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

平屋の新築の費用相場|価格を抑えるポイントや注意点を解説

高齢者が平屋に住むメリット

平屋は高齢者向けに間取りを作るには、最適の家です。

ここからは、高齢者が平屋に住むメリットをご紹介します。

動線がコンパクトなのでストレスフリー

平屋は動線がコンパクトなので、高齢者にとってストレスフリーです。

1階にすべての居住空間と設備を設けるため、スムーズな生活動線が作れるからです。

コンパクトな空間は無駄な移動をする必要がなく、足腰が弱くなる高齢者の体の負担が減ります。

また、平屋はバリアフリー化をしやすいため、フラットな空間で転倒リスクを防げるでしょう。

高齢者にとってストレスフリーの平屋は、長く暮らしやすい家になります。

ワンフロアの生活が高齢者の暮らしに向いている

平屋は、ワンフロアの生活が高齢者の暮らしに向いているのもメリットです。

居住空間をワンフロアにすると、良く行き来する部屋を近くに配置でき体への負担が減ります。

たとえば、LDKから寝室への移動や寝室からトイレへの移動など、生活動線を考えた間取りはケガのリスクを減らせるでしょう。

また、バリアフリー設計にすることで、将来車いす移動になった時もスムーズになります。

玄関はもちろん、ベランダやテラスから室内に入れる場所を作り間口を広くすると、さらに高齢者が暮らしやすい家になるでしょう。

ワンフロアの生活をより快適にするためには、間仕切りをできるだけ減らし開放的な空間にするのもおすすめです。

修繕費用を抑えやすい

平屋は修繕費用を抑えやすいので、高齢者に向いている住まいです。

建物自体の高さがないため、外壁の修繕をする場合は足場を組む必要がなくなります。

そのため、足場代を削減でき、修繕費を抑えられえるでしょう。

また、平屋は1階部分のみの生活空間になるので、掃除がしやすいのもポイントです。

2階建てのように階段があると、掃除の負担が増え転倒リスクも高くなります。

平屋はコンパクトな空間ゆえ、冷暖房効率も上がり光熱費が抑えられるメリットもあります。

平屋を建てるメリットについては以下の記事も参考にしてみてください。

【共働き子育て第1位】静岡市で平屋を建てるメリットとは?富士市の工務店が解説します

高齢者が平屋に住むデメリット

平屋に高齢者が住む場合、さまざまなメリットがあることが分かりました。

ただし、高齢者が平屋に住むのにはデメリットもあります。

後悔しない家づくりのためにも、デメリットを把握して対策しましょう。

防犯性を高める必要がある

平屋は防犯性を高める必要があるのが、デメリットです。

平屋は1階部分に窓を設置するので、外部の人が侵入できる場所が多くなります。

また、平屋は見晴らしの良い場所に建てられることもあり、日々の暮らしの状況や家族構成などを把握されやすくなります。

空き巣などに目をつけられてしまうと、危険になるため防犯性を高めましょう。

窓をできるだけ少なくすることや侵入しやすい場所に窓を設けないことも大切です。

防音対策が必要になることがある

平屋は、防音対策が必要になることがあります。

ワンフロアにすべての居住スペースがある平屋は部屋の配置により、音がストレスになります。

たとえば、LDKと寝室が隣接していると、テレビの音や家事をする音が寝室に聞こえなかなか寝付けないことも。

静かな環境が求められる書斎がLDKの近くにあると、生活音に配慮しなければなりません。

また、道路に隣接している部屋は、車の走行音など屋外の音がストレスになる可能性もあります。

高齢者に優しい平屋にするためには、防音対策の設計や間取りの配置に配慮しましょう。

以下の記事も参考にしてみてください。

平屋のデメリットを解消する方法|メリットや注意点を解説

自然の中の平屋の家|施工事例

アウトドアを楽しみたいオーナーご夫婦が、自然の中で理想の家を実現した空間工房「LOHAS」の施工事例です。

富士宮市の自然あふれる場所に建てたお宅で、林が広がり背後には富士山があるロケーション抜群の環境。

オーナー様のご友人を呼んで、ウッドデッキや庭でバーベキュー楽しみ、そのままキャンプができる理想の家になりました。

平屋の玄関を入ると、パントリーまで一直線の生活動線になっています。

屋外に収納部屋を作ったことで、雨の日でも自転車やバイクを置いておけるスペースに。

生活動線や趣味の場所を重視した間取りで、夫婦2人が長く快適に暮らせる家になりました。

平屋の間取りでお悩みの場合はぜひLOHASにご相談ください!

今回は、高齢者に優しい平屋の家の間取りや作るコツをご紹介しました。

高齢者が快適に過ごせる平屋の間取りは、さまざまなバリエーションがあります。

バリアフリーや防犯などのポイントを押さえると、より安心できる住まいになるでしょう。

また、高齢者向けの平屋は、実績のある施工会社に依頼することも重要です。

暮らしやすい間取りやメンテナンスについて、詳しく提案してくれるでしょう。

空間工房「LOHAS」は平屋の施工実績が豊富な企業です。

平屋の間取りでお悩みの場合は、ぜひLOHASにご相談ください!

著者情報

寺﨑幸治

空間工房LOHAS代表。「富士山のエネルギーを紡いだ木を活かし、家族の思い出を畳みこんで、住めば住むほど心身共に 健康になり子の代まで価値ある資産として住み継いで行ける、自然素材の家づくり」を平成17年から続けている。2022年現在建てた住宅は200棟以上。 輸入には頼らず、静岡県富士市にあり、地産地消で森を守りながら次世代まで永く住みつなぐ家を造る。

空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。

また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

パッシブハウス

施工事例はこちら→静岡県富士宮市│自然の中の平屋の家

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