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木の家を建てて後悔しないために|失敗しないポイントや住んでみて分かるメリットも解説

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木の家の新築住宅を検討している方の中には「建ててみて後悔をしないか」と悩む人もいるのではないでしょうか。

木の家は実際に住んでみるとメリットが多く、デメリットの対策をすると理想的なマイホームを実現できます

今回は木の家を建てて後悔しないために、失敗しないポイントや住んでみて分かるメリットもご紹介。

「木の家を建てて後悔したくない」と考えている場合は、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 木の家で後悔しないために知っておきたいデメリット
  • 木の家で後悔しないためのポイント
  • 実際に住んでみて分かる木の家のメリット

木の家で後悔しないために知っておきたい5つのデメリット

木の家を建築する際に「後悔しないか」と心配している人は、デメリットを知っておくと良いでしょう。

木の家は魅力的な部分が多くありますが、後悔したという意見もあります。

ここからは、木の家で後悔しないために知っておきたいデメリットをご紹介します。

1.定期的なメンテナンスが必要になる

木の家は、定期的なメンテナンスが必要になることがデメリットです。

フローリングに水や汚れがついた時は、すぐに拭き取るなどの処置をしなければシミがついたままになります。

床材に天然の塗料やワックスがけなどの塗装をしている場合は、定期的に塗る必要があります。

2.傷がつきやすい

木の家は、傷がつきやすいのもデメリットになります。

無垢材は合板フローリングと違い、やわらかく傷がつきやすい性質があります。

ものを落としただけでも傷やへこみができることも。

木材の床は傷やへこみができやすいことを理解して、補修する方法を確認しておきましょう。

3.床板に隙間ができてしまう場合がある

木の家は、床板に隙間ができてしまう場合があります。

自然素材である無垢材は内部に空洞があるため、空気や湿気を吸って膨張や収縮を繰り返す性質があります。

木材が乾燥すると木が収縮するため、隙間ができやすくなるでしょう。

4.水や汚れに弱い

木材は、水や汚れに弱いこともデメリットです。

無垢材は水や汚れがついたまま放置しておくと、シミになります。

色のついたジュースやコーヒーなどの濃い色のシミは、なかなか落ちないことも。

無垢材は水や汚れがついたら、乾いた雑巾で拭き取り放置しないように心がけましょう。

5.建築コストが高くなる

木の家は、建築コストが高くなるのもデメリットです。

木には、多くの種類があり単価がそれぞれ異なります。

無垢材のような自然素材にこだわると、施工に手間がかかるためコストが上がります。

住宅に木材を多用したい場合は、まずは施工会社に価格を問い合わせてみるのがおすすめです。

木の家のデメリットついて、以下の記事でも詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

木の家で後悔しないための4つのポイント

木の家にはいくつかのデメリットがありますが、ポイントを押さえると後悔せずに快適な暮らしができます。

木の家で後悔しないためには、どのようなポイントを押さえたら良いでしょうか。

1.木材のデメリットを理解しておく

木の家はデメリットをあらかじめ知っておくと、後悔を感じやすいポイントが理解できます。

たとえば、木のフローリングは傷がつきやすいことを知っておくと、補修方法を確認することや傷を愛着と感じられるでしょう。

木の家づくりはメリットだけではなく、デメリットを知った上でプランニングすることが重要です。

2.メンテナンスは業者に依頼する

木の家のメンテナンスを業者に依頼することも、後悔しないポイントです。

無垢材の床を補修したり、ワックスを塗布したりと「メンテナンスは手間がかかるのでは」と不安に感じる人もいるでしょう。

メンテナンスを業者に依頼すると、自分で行うよりも簡単にきれいな状態を維持できます。

日常生活で忙しくメンテナンスをする時間が無い人は、業者に依頼することがおすすめです。

3.経年劣化を楽しむ

無垢材は直射日光が当たると脱色しやすく、ものを落とすだけでも傷がつきます。

長く住んでいるうちに、木の色が変わり変形することもあるでしょう。

このように木の家は経年劣化しますが、木の変化を味わいと捉えて楽しめると後悔することはありません。

木の家ならではの変化を楽しめると、愛着がわくでしょう。

4.自分の希望に合った提案のある施工会社を選ぶ

木の家を建てる際は、自分の希望に合った提案をしてくれる施工会社を選ぶこともポイントです。

木の家はハウスメーカーや工務店によって、取り扱う木材やこだわりに違いがあります。

施工会社の職人技術によっても、仕上がりが異なります。

施工会社を探すには自分が理想としている木の家をイメージし、施工事例やコンセプトを確認するのが良いでしょう。

地域に根差した工務店は、その土地に合った木の取り扱いや材料選定ができるためおすすめです。

空間工房LOHASは、「木の家」の施工実績が豊富です。

理想の木の家を建てたい場合は、空間工房LOHASにお気軽にご相談ください。

実際に住んでみて分かる木の家の7つのメリット

木の家は「後悔する」という声もありますが、実際に住んでみると転倒リスクが少なく暮らしやすいメリットが多くあります。

ここからは、木の家のメリットをご紹介します。

1.ぬくもりのある空間でリラックスできる

木の家はぬくもりのある空間でリラックスできるのが、大きなメリットです。

無垢材は木本来の香りを保持しているため、森林浴をしているかのような空間になります。

木材は見た目も暖かな雰囲気があり、ナチュラルな空間を作りたい人にもおすすめです。

木の家は、視覚と嗅覚両方のリラックス効果が得られるでしょう。

2.転倒のリスクが減る

木材を床に使った家は、転倒リスクが減るのもメリットの一つ。

無垢材はやわらかい素材のため転倒リスクを減らし、転んだ際のダメージも抑えられるでしょう。

転倒事故の多くは自宅で発生しているため、高齢者や子供のいる家庭はフローリングや階段に無垢材を使用すると安全です。

3.調湿効果がある

無垢材は空気中の水分を吸収・放出する性質を持っているため、調湿効果があるのもメリットです。

木の調湿効果により、家の中は結露しにくくカビやダニの発生を抑えられます。

木の家は湿度の高い夏場は湿気を吸収し、乾燥する冬場は湿気を放出する作用があるのもポイント。

木の家であれば、1年を通して快適な温度や湿度を保てるでしょう。

4.吸音性がある

木の家は吸音性があるのも、メリットと考えられるでしょう。

無垢材は弾力性があるため、音の反響がしにくい性質があります。

小さなお子様がいる場合は、声などの音漏れが軽減されるため近隣を気にする必要がなくなります。

木の家は生活音も抑えやすくなるため、静かで穏やかに暮らしたい人にはおすすめです。

5.夏は涼しく冬は暖かい

木の家のメリットは、夏は涼しく冬は暖かい快適な生活を送れることです。

木材はコンクリートなどの素材と比較すると、熱を伝えにくい特徴があります。

また、木材は断熱性もあるため室温の調整をしやすくなるでしょう。

一年中快適な温度で暮らしたい人に、木の家はおすすめです。

6.環境に配慮できる

木の家は、環境に配慮できるのもメリットになります。

木の家を建てるために木材を伐採し、その場所に木を植えるという森林循環が生まれます。

森林循環を作ることで、将来的に利用できる資源が確保できるでしょう。

また、森林は二酸化炭素を吸収し固定する役割があるため、環境保全にもつながります。

7.アレルギーを抑えられる

木の家は、アレルギーを抑えられるのもメリットの一つです。

自然素材の木材は化学物質を含まないため、アレルギーリスクとなる物質を排除できます。

化学物質を使わない木の自然素材は、シックハウス症候群のリスクを軽減できるでしょう。

さらに、木材と合わせて漆喰や珪藻土を住宅に取り入れると、空気中の有害物質を分解しやすくなります。

木の家は室内の空気を綺麗な状態に保てるため、アレルギー症状の緩和もできます。

木の家で後悔しないためには住んでからの維持管理も重要【メンテナンスのコツ】

木の家を建てて後悔しないためには、住んでからの維持管理も必要です。

木の家の法定耐用年数は22年とされていますが、メンテナンスをして維持すれば30年以上経っても良い状態の住宅があります。

メンテナンスは手間と考える場合もありますが、定期的に手入れすることで木の家を育てる楽しみを味わえるでしょう。

ここからは、木の家のメンテナンスの方法を解説します。

1.日常のお手入れは乾拭きをする

木材のフローリングは、基本的に掃除機をかけるだけです。

拭き掃除もしたいという場合は、乾拭きがおすすめです。

お掃除シートを使用する際は、ドライタイプにしましょう。

水分や化学薬品が含まれたウェットのお掃除シートを使うと、木材が毛羽だったり変色したりと劣化する可能性があります。

2.凹んだ部分は水分を木に含ませる

木材の凹んだ部分は、手入れできるのが良い部分です。

手入れ方法は、凹みや傷がついた部分に水分を含ませたティッシュを置いたままにします。

8時間程経ったら、木の繊維が水を含み自然に修復されるでしょう。

ただし、木の繊維が切れていると修復ができない場合もあります。

また、コーヒーなどをこぼして濃い色のシミが床についてしまった場合は、シミの部分に水を含ませ、タオルを当ててアイロンをかけましょう。

シミが浮き出てタオルに吸い取られるため、汚れが目立たなくなります。

3.木の毛羽立ちはお掃除シートを使う

長い間木の家に住んでいると、木が毛羽立ちを起こすことがあります。

木の毛羽立ちは水拭きやウェットなお掃除シートを使用すると、起こりやすくなるでしょう。

木が毛羽だった場合はサンドペーパーで削り整えた後、自然塗料などで再塗装します。

木の家のメンテナンスを行うのであれば、木の素材に合わせて最適な方法を取りましょう。

【新築施工事例】自然素材をふんだんに使った木の家

こちらは、天竜杉の焼杉の外壁が美しい空間工房「LOHAS」の施工事例です。

天竜杉の焼杉は海のそばでも何十年も劣化しにくく、見た目だけではなく機能性も兼ね備えた木の家になります。

元々の家で使っていた古材や、地元材「富士ヒノキ」を使いました。

腰の位置まで杉板が貼られ、木のぬくもりを感じられる空間に仕上がっています。

子世帯、親世帯、祖父世帯まで一緒に住める快適な木の家が完成しました。

まとめ|木の家を建てて後悔しないためには適切な対策をとりましょう

今回は木の家を建てて後悔しないためのポイントや、住んでみて分かるメリットをご紹介しました。

木の家は時が経つにつれて、味わい深く愛着がわくのが魅力です。

後悔しないために適切な対策をとることで、長く快適に住めるマイホームを実現できるでしょう。

木の家で失敗したくない人は、施工実績のある会社に依頼することも大切です。

納得のいく木の家を建てたい方は、この記事を参考にしてみてください。

空間工房LOHASは、「木の家」の施工実績が豊富です。

後悔しない木の家づくりをしたい方は、空間工房LOHASにお気軽にご相談ください。

著者情報

寺﨑幸治 

空間工房LOHAS代表。「富士山のエネルギーを紡いだ木を活かし、家族の思い出を畳みこんで、住めば住むほど心身共に 健康になり子の代まで価値ある資産として住み継いで行ける、自然素材の家づくり」を平成17年から続けている。2022年現在建てた住宅は200棟以上。 輸入には頼らず、静岡県富士市にあり、地産地消で森を守りながら次世代まで永く住みつなぐ家を造る。

空間工房LOHASでは静岡・富士山嶺の気候風土を生かし、富士ひのきや天然素材にこだわった高性能で自然環境や住まう人に優しい家創りをしている工務店です。

また、世界基準の省エネ住宅「パッシブハウス」の賛助会員工務店として、静岡県東部で初のパッシブハウス認定住宅も建築しております。

パッシブハウス

施工事例はこちら→二世帯以上一緒に暮らす、焼杉の家 in 富士市

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