身近にあった建築遺産。富士市（旧富士川町）の重要文化財

2008年11月24日

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寺崎幸治

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寺崎幸治

先月の富士市と富士川町の合併を記念して、2日間限定で、旧富士川町にある重要文化財の
一般公開がありました。
地元の新聞をとっていないので、恥ずかしながら、昨日お客様から聞くまでこのことを知りませんでした。
お客さんから、凄くいい建物だから是非見ておいでと薦められるままに今日見学に行ってきました。
現地に近づくにつれ、人の多さにびっくりです。
富士市も力をいれていて、さながら祭りのような賑わいでした。
この建物は、明治末期に当時の宮内大臣である田中伯爵によって建てられた別荘です。
といっても、1万6千坪という広大な敷地に建坪約940坪という、庶民の感覚では考えられないスケールの大きさ。
富士山を眺められる絶好の立地に、明治の国の中枢にいた人物の財力を感じさせられました。
何より驚いたのが、富士川橋を渡ってすぐという身近に、国を代表するこれだけの建築があったことです。

庭園を眺めながら散策できる公園のような大きさ。川が流れ、滝もありました（普段は水を止めているそうですが）。

とにかく凄い人の数でした。2日間の限定公開ということもあるでしょうが、古い建物への関心の
高さに嬉しい驚きでした。

大広間で琴の演奏会。こういう使い方もできるのですね。

これも大広間の一部。とにかく大きいです！

敷地内を小川が流れる。それも建物のすぐそばに。
この風景を全て人工的に作り出してしまうのですから・・・・・たいしたものです。

小川のすぐそばに建つ八角堂。和・洋・中の建築様式の折衷のような、明治時代らしい木造建築です。
いいものを見させてもらいました。
できるなら又見に生きたい場所です。
限定公開ではなく、料金をとって、一般公開をしてもらえようになると嬉しいのですが。
富士宮で着工中の200年住宅（超長期優良住宅）の見学会を行います。
２００年住宅の内容とは？
国が最大で２００万円の補助をしてくれる、今までに無い規模の助成制度です。
知っている人が得をする内容だと思いますので、この期に是非お越し下さい。
日時：　１１月２９日（土）・３０日（日）　10：00～17：00
場所：　富士宮市淀師（富士宮第四中学の北東斜め向かい）
このお宅はＯＭソーラーハウスでもありますよ。

地元しずおかの木で、長く快適に住み継げる木の家に住みませんか？
そして、地元の森を元気にして、お子さん・お孫さんの代に豊かな環境を残していきましょう。
詳しくはこちらをご覧下さい。
長持ちにこだわったら木造にたどりついた。長持ち木造.com
より良い住宅を造り、しっかり守る
日本の木で、日本の技で日本の家：
全建連の200年住宅（超長期優良住宅）が動き出しました。
現在LOHASの沼津の家が静岡県の第１棟目で着工中。
構造見学会を10月25日（土）・26日（日）に行いました。
引き続き、富士宮でも２棟目が上棟しました。こちらはOMソーラーも搭載します。
構造見学会を１１月２９日（土）・３０日（日）で行います。
詳しくはこちらを見てください。
是非見に来てください。
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