森の蘇りの期待の面々。

2009年10月13日

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寺崎幸治

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寺崎幸治

私の参加しているNPO森の蘇りのコアメンバーのセカンドハウスの建設が進んでいます。
元々建っていた平屋を、森の蘇りで巻き枯らしによる間伐をした木を使ってのリフォームです。
長い年月を経て育った木を無駄なく使いきろうと、様々な使い方を工夫しています。

コードウッドの壁。
元々あった鉄骨のブレースを生かして積んでいます。
これにより、構造面と意匠・断熱面を全て兼ね備えられます。
上まで積むそうですが、残りはガラスにしても面白いなと思いました。

期待の新人「丸壁くん」を部屋の腰板に貼っています。
丸壁くんは、外壁やポーチの屋根にもふんだんに使われています。
当初壁は、コードウッドで全てまかなう予定でした。
しかし、それでは施工の手間ひまが膨大にかかってしまう。
こういう、貼り式、つまり仕上げ材で使うのであれば壁の中は普通に断熱材を入れた木の家の作りでできるので、格段に施工性がいいです。
正に、画期的な新人と言えるでしょう。

丸壁くんと、床の３０ｍｍのひのきのフローリング。
丸太の真ん中部分でフローリングを切り出して、残った回りの丸い部分を丸壁くんとして使えば、
無駄なく活用できるわけです。

建具も、ひのきで作っています。
この材は、巻き枯らしにより2年間乾燥させてあるので、狂いも少なそう。
これで、巻き枯らしによる間伐から家に使われる材料までの流れが出来てきました。
後は、これをどう普及させていくかです。
地元しずおかの木で、長く快適に住み継げる木の家に住みませんか？
そして、地元の森を元気にして、お子さん・お孫さんの代に豊かな環境を残していきましょう。
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