街場で自然を感じスローに暮らす家、完成しました。

2015年2月1日

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寺崎幸治

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寺崎幸治

街場の限られた敷地環境でも自然を感じながらスローに暮らせる家が完成しました。
自然豊かな環境にお住まいのお施主様が街なかで家を建てることになりました。
街場の利便性は享受しつつ、現在のようなのびのびとした暮らしを送れるように、いろいと工夫をしました。
感性の合うお施主様との共同作業で、とてもスムーズに楽しく家づくりをさせて頂きました。

近隣との距離が近い街場。南隣りのお宅への配慮も含め、高さを抑え威圧感のないように心がけました。

道路側。町場に開く部分と、板塀などで閉じる部分。植栽、ひのきの板、塗り壁、ガルバリウム鋼板の外壁、そして深い軒が相まって雰囲気のいい外観となったと思います。

玄関前のアプローチ。斜面はコンクリートの壁では味気ないので、ゆるやかな斜面にしました。
要所に富士山の溶岩を据えています。土の部分にお施主様が草花を植えていき、庭が完成します。

静岡の木と珪藻土の自然素材に包まれたLDK

ダイニングテーブルが入る位置から南の方を。南側には大きな出窓で腰掛けられるようにしました。
お施主様が探されたダイニング照明がとても素敵です。

リビングから玄関のほうを見た感じ。玄関横の２連の小窓もいい感じで付きました。

カフェのようなダイニング・キッチン。
オリジナルの作業台、キッチン前の木の窓やその先の蔀戸、吊戸棚等いろいろこだわりました。

ハーフユニットと言って、下半分がユニットバスで上はひのきの板を貼った浴室。
窓の外は木の塀とルーバーで囲って周りからは見えません。風呂庭を眺めながらお風呂に入れます。
ユニットバスの浴槽は座りやすいので、ここで外の空や緑を眺めながら読書なんてのもいいと思います。

２階の南側の吹抜け周りは家族のフリースペース。手前のカウンターは学習コーナー。

フリースペースを反対側から見たところ。左側は造り付けの本棚。ここは将来２人目のお子様部屋用のスペースでもあります。

広いロフト。このスペースがあると、予備の収納としても、客間としても等暮しに余裕が生まれます。
この家は小さく家を建てて、心豊かに暮らせる家になったのではと思います。
こちらのお宅はお施主様のご好意により、
暫く見学ができます。
見学希望日時をご予約頂ければ随時ご案内しますので興味のある方はお問い合わせ下さい。
空間工房ＬＯＨＡＳのホームペ－ジです。つながる心地よさ。家族の心と、庭の四季の移ろいと
「つながる心地よさ」