セルアニメ‥とは?

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セルアニメ‥とは?(アナログな映像制作講座171)
仕事を手伝ってくれているスタッフから「30年前のアニメのセルが出てきた」との連絡があり、このセルを紹介する動画です。
デジタル世代の人に「セル」と言ってもなかなかイメージできないようで、昔使っていたアニメ素材をお見せするのが一番分かりやすいかと思い、この動画を制作しました。

アニメ材料を販売していた会社「三起社」
https://sankisha.com/

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アニメの歴史とセルアニメの魅力

アニメーション制作の進化は目覚ましく、特に最近の技術革新により、コンピューターを用いた制作が主流となっています。しかし、30年前に作られた伝統的なアニメーション技法がどのようなものであったかを知ることは、アニメの魅力をより深く理解する手助けとなります。今回は、セルアニメの基本的な技術と、その制作過程についてご紹介します。

セルアニメとは?

セルアニメは、透明なプラスチックシート(セル)に手描きの絵を描き、それを背景画と重ね合わせて撮影する伝統的なアニメーション技法です。この方法では、1秒間に24枚の絵が必要とされ、これがフルアニメと呼ばれる所以です。中には1秒12枚やそれ以下のフレームレートも存在しました。これにより、滑らかな動きを実現していたのです。

セル制作の過程

セルアニメの制作では、まず透明なセルにキャラクターやオブジェクトの絵を描きます。セルの裏側には、使用する絵の具の情報が記載された指示書があり、それに従って一枚一枚丁寧に色を塗ります。また、セルには特定の位置に穴が開いており、これをタップと呼ばれる器具に差し込み、背景画と合成して撮影を行います。こうした細かな手作業が、アニメーションの滑らかさや美しさを生み出していたのです。

背景画の役割

背景画は、キャラクターや物体を支える重要な要素です。時には横長の背景画を使用して、キャラクターが歩くシーンの背景を流すこともあります。背景を描くことで、視聴者に物語の設定や雰囲気を伝える役割も果たしています。特に、ディテールに富んだ手描きの背景は、視聴者の目を惹きつける重要な要素となります。

撮影機器の進化

アニメーションの撮影には、高性能カメラが必要です。かつて使用されていたミッチェルカメラは、アメリカ製であり、当時の日本でも似たようなカメラが多く製造されていました。テレビアニメは16mmフィルムを、映画は35mmフィルムを用いて撮影を行っており、その精密な作業は膨大な時間と労力を要しました。また、アマチュア制作のための簡易カメラも存在し、一般のクリエイターにもアニメーション制作の機会を提供していました。

アニメ制作の変遷

セルアニメは2000年代の前半ごろまで広く制作されていましたが、1990年代後半からは徐々にコンピューターによる制作へと移行していきました。現在では、デジタル技術を駆使したアニメーションが主流となっているため、伝統的なセルアニメに触れる機会は減っていますが、その手法や技術は今でも多くのアニメーターに引き継がれています。アニメーションの歴史を知るためには、セルアニメの製作方法やその文化を理解することが重要です。

さらなる学びのために

セルアニメやアニメ制作技術についての詳細な情報は、アニメニュースネットワークや、アニメネーションのウェブサイトなどを参考にすることで、より広範な知識を得ることができます。アニメーションの奥深さを理解する手助けとなるでしょう。

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